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2013年10月24日(木曜日)更新
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第348号
ここは楽天に勝利を、新しい流れと東日本大震災復興のために
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楽天がパ代表となり、巨人と最終決戦をやることになった。球団創設、そんなに時間がたたないのに、それも東北仙台である。マー君一人の獅子奮迅は、連勝記録を更新したし、ロッテとの最終戦でも、最後に登板、とどめを刺す役割を果たした。親会社では、社内で英語を公用語にしたいという、グローバル企業の先見性を狙って実施を進めているが、これで世論も後押しをするだろう。
ここで、星野監督を見てみると、かつて、巨人から西鉄に流れた三原監督が、巨人をたたきのめして、福岡に流された恨みを、晴らしたのを思い出さざるを得ない。星野監督も、三原感覚があったはずだ。また、中日時代に巨人と覇を争ったことも、再現させられる。こんな様々な思い出が含まれた日本シリーズは、久し振りだし、東日本大震災の後遺症を抱える東北地方にとっても、応えられないイベントになることは間違いない。ただ、かつての西鉄vs巨人戦には、外人がいなかったこと、ここが違うところだ。そうは言っても、MLBでア・リーグ優勝のレッドソックスに、リリーフの切り札に日本人の二枚看板が揃っているからおあいこか。新しい流れを作り出す意味でも、楽天に勝利を期待したい。
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2013年10月17日(木曜日)更新
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第347号
汗をかいて身につけた言葉でないと国民は信用しない
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アベノミクスは、それなりの政策として、定着しつつあると見るべきだろう。消費税八%への増額も、反対なら国民運動にまで発展させて、廃案に追い込む力も出たのでは。アベノミクスの手法も、国民は支持をしている。千兆円という想像を超える財政負担を、そのままにしておいて良いわけはない。消費税アップも仕方がない、その判断が国民にもあるのだろう。国会は与党が圧倒的に強いこともあるが、政府は無難な政策で国を治めているといえる。ただ、今ひとつ、安倍ブームが起きないのはどうしたことか。考えて見れば、忙しそうな動きを見せているが、汗をかいていない。これが、どうしても気になる。美辞麗句を並べるのは良いが、そこまで行き着くのに汗をかいていない。それを国民は見破っている。真からアベノミクスを信用しないのも、そこに原因があるのでは。
また、政治家は自分の言葉で語るのものだが、首相の語る言葉は自分が磨いたものではない。借りものである。そこに今ひとつブームが涌かない理由がある。それにしても、なんでも出来る立場に立っていながら、どうしてやりたいことを、東北復興が最大のものだが、どうして正面から取り組まないのか、それが不思議だ。本人、二度目のお勤め、もう惰性に世界に入ってしまったのか。もう少し汗をかいて、自分の言葉で話して欲しいものだ。
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2013年10月03日(木曜日)更新
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第346号
リニアより復興が先だと分かっていてるのに・・・。
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京都へ新幹線のぞみで出かけたが、ゲリラ集中豪雨で三時間足止め、岐阜羽島駅から進まなくなった。確か、この駅は地元選出国会議員の無理が通って、出来たことを思い出した。この駅がなかったら、のぞみは雨ざらしの中で立ち往生だったのか。無理が通っていて助かった訳か。この真偽は筆者には分からない。
四国へ出かけるとき、瀬戸内海に三つの橋が架かっていることを何時も考える。無駄だとは思われるが、徳島が兵庫と結ぶなら、香川も岡山と、愛媛も広島と結びたくなる。地元民は、そうした考えにとらわれるものだ。無駄だとは分かりながら、これを押さえ込む力がない。
さて、リニアである。長野県飯田市に親友がいるが、ここへ東京から出かけるとき、バスが最も便利であることを知った。新幹線がないから、縫うように走るバスが最速なのだ。ここにリニアの駅が決まった。東京へ行くのに、親友は楽にはなると言うが、必要ないとは言わない。
名古屋に長男が就職したが、実家の富山から、母はまだ一回も来ないと言う。新幹線がないからで、東京へは越後湯沢経由で、よく出かけるのにと言う。
国は、絶えず発展することを目標にする。それによって、国民が豊になると考えるからだ。しかし、東日本大震災が被った災害を復旧するのが第一であって、リニア建設はこの際延期してはどうかの意見も当然だ。国の発展、災害の復旧、どちらが優先事項であるかは分かっている。災害復旧が優先のはずだが、それを傍らに放擲してリニアに入れ込む。この辺が、日本という国の限界であり、いい加減なところであるのだ。不思議な国だ。日本は。何か大きなプロジェクトを、絶えず持っていないと気が済まない国なのだろう。
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2013年09月26日(木曜日)更新
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第345号
安全がなければ交通機関は成立しないのだと覚悟すべきだ
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政府の大番頭が「悪質だ」と表現、切って捨てた。捨てられたのは、JR北海道である。余りにも初歩的なミスの連続、考えられない。公共交通機関は、民営、国営を、問わず人間の生命と隣り合わせている。それだけに、慎重な安全運営が第一であり、これを無視しては、企業として成立しない。それなのに、余りにも馬鹿馬鹿しくとも映るミスの連続、一体これはなんだ。かつて、国鉄時代、国労、動労が激しい組合運動を展開、ストの連続は、国民の反感を買っていたものであるが、仕事はきちんと出来ていた。それは、労使は対立するが、安全優先は守られていたと言っても良い。少なくとも、今回のJR北海道のような余りにも馬鹿馬鹿しい、悪質としか言いようのない方法論、これは議論にも値しないものだ。
現在、JR北海道には、三労組が存在している。この三すくみの状態を、上手く利用しているのが経営サイドであると言える。分裂させて統治するという、あこぎなやり方だろう。この形が、現場業務の意思統一に欠ける状況を作り出す。経営サイドの姑息な手法が、安全管理を喪失させている、原因だと見られても仕方がない。昔の「国鉄一家」と言う言葉には、癒着する部分もあったであろうが、「一家」の中に、安全という共通認識もあったと言えるだろう。同じ職場に三労組が存在する。この歪さも忘れてはなるまい。とにかく、安全第一、この旗の下にまとまって欲しいものだ。
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2013年09月19日(木曜日)更新
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第344号
公共的であるものには、すべからく、情報公開が義務づけられる。
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日本における真実とは、本当に存在するのか、いや存在しているはずではあるが、一般に公開されていないのだろう。公開され国民全体が認識して、初めて真実となる。隠された真実は、本当の意味での真実ではない。政府、行政、企業、団体など集団的存在体は、本来なら、全てにおいてその内実が、公開されなければならないはずだ。なぜなら公共性を持つからで、公共性は隠蔽が許されないからだ。公共とは国民の負託を受けている意味もあるのだ。
原発問題で、もし原発が停止されると、停電は日常茶飯事、工場への送電も減殺され、製造業は生産活動が停滞すると言われ、マスコミもそれに沿った報道をしていたが、それは真実ではなかった。原発が全部停止した現在、電力不足は起きていない。原発廃止論に反対していた電力不足論は、ここで崩れたことを証明している。原料の転換によって、コストプッシュ現象が起きていることは否定しないが。
戦後も六八年が過ぎた。いい加減に新しい感覚での国の運営が図られないかである。そのためには公共性を帯びる全ての団体は、すべからく情報公開を義務化したいものだ。虚偽が、その積み重ねが、国の行く末を誤った歴史を知っているではないか。われわれ日本人は。真実を隠蔽される犯罪的行為を、監視するのがマスコミのもう一つの大きな使命である。その点で、マスコミも、もう一歩踏み込んだ調査報道に力を入れてもらいたいものだ。
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