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2013年08月08日(木曜日)更新
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第338号
八月は日本を考える日であるが、核廃絶宣言に賛同しないとは。
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広島、長崎、敗戦日と日本の八月は、考えさせられることが多い。この三日間をどのように迎え送るかは、日本人の大きな課題である。今年は戦後六八年目、広島の被爆者の平均年齢七〇歳の後半、戦争を知る世代も数を減らしている。そして、参院選で圧勝した自民党は、まさかとは思うが、好戦的姿勢を崩さない。こんな危険な状況はないのではと言いたい。アラブ諸国の戦争は、自前の体制打破であり、国家間の戦争ではない。核兵器を抱えた戦争は、地球破滅のおそれさえあるだけに、日本の軍事増強も遊びにすぎないと見えるが、貧困、借金だらけの国家財政をそのままに、放置しておくのも許されない。
こうした状況下、核廃絶宣言に日本は署名をしなかった。世界で唯一の被爆国、原爆、核兵器の廃絶を求める共同声明に署名しない政権、なんと日本人は、不幸な国民であることか。戦争を知らない世代、しっかり勉強して戦争の実体を学び、意味のない戦争を二度と繰り返さない知性を、磨きたいもの。被爆国が核廃絶に組みしないとは、これこそ狂気である。
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2013年08月01日(木曜日)更新
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第337号
正しい仕組みがあれば歪なことは存在しないはず
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辞任させる、辞任する。この二つのカテゴリーは、大きなちがいがある。責任者が資格を失って、辞任しなければ、辞任させなければならない。これは各機関が、一定の仕組みを上手く作っていない場合は、揉めてしまう。国家には各法律があり、最高法規の憲法があるのはそのためである。スポーツ界では往々に、辞任しない流れがあるが、これも仕組みがないからで、どこかボス支配が生き残ってしまう。思い切って書くと、いい加減な組織は、いい加減な世界になっているのだ。このいい加減さが、どこか日本的美学のように、思い込む癖もあるから困る。
金も裏側には、大きな存在となっているだろう。各機関は少なくとも金持ちのはずだ。そこへ人は集まる。そして、地位が金をわがままに使う。そこから、問題が生まれる。各機関、自分自身で憲法的な縛りを自前で持たないと、何時までも真実は通用しない。人も大事だが、組織の縛りも大事だ。
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2013年07月25日(木曜日)更新
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第336号
真実が分かっていれば、戦争なんかは起こりえないものだ
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自民党圧勝は、民意の反映である。この結果に、何やかやと文句を付けるのは、如何なものか。マスコミは、何事に対しても、反体制でなければ、存在できない宿命があるから、圧勝結果を、今後なんでも自分たちの言いなりにやってしまう恐れがあると、言いがかりを付ける。その延長線上に、憲法改正、九条消滅、戦争体制につながると報道する。こんなことはあり得ないだろうと思うし、それを許す国民でもない。世界の状況も、国家間の全面戦争の限界を為政者は知っているはずだ。最終兵器の核が存在するのだから。その辺を、考慮してもっと冷静に報道して欲しい。
ただ、首相は戦争を知らない世代、それだけに危険だと報道するところまではいい。これは、彼の一般教養が不足しているからであろうし、取り巻きの存在もあるだろうし、何よりも教養のなさ、ブレーンの誤作動などが、本当は一番怖い。やはり気になるのは、真実の報道が出来ていないことだ。靖国神社に入っている人間に、国のために戦って頂いた犠牲者と言うが、それは違うだろう。全て戦わされたのであったのだ。前提が間違っているのだ。自民圧勝、さて戦争と短絡しないで、じっくりと真実は那辺にあるのかを、見極めて行くのが大事なのだ。戦争は真実の理由を、国民の知らないままに始まっているのだから。
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2013年07月18日(木曜日)更新
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第335号
田中将大をMLBに行かせてしまうと日本プロ野球は・・・・
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楽天投手の田中将大が、元気だ。甲子園でライバルだったハンカチ王子が、カゲを潜めてしまったから直さらだ。高卒の投手では、巨人の堀内恒夫以来になるのだろうか、新人の頃、小天狗と言われ、合宿所の門限破り、舎監を手こずらせた割には、確か新人の連勝記録を作った。大きなドロップは武器だった。田中将大も力投すると帽子が横を向くのも、同じ姿のはずだ。どこか共通点があるようだ。ただ、如何せん、楽天に優勝の実績がないのが辛い所だ。今年は田中将大の力で、V戦線に残っているようだが、今年の年俸が四億円と記録されているが、楽天は何処まで、この高給取りを抱え込むことが出来るだろうか。
楽天オーナーは、革新的な経済人だ。やる気になれば、かつての巨人のV9まで、やれる胆力の可能性を秘めている。その鍵を田中将大が左右する、と言っても良いだろう。四億円ぐらいで、ビビる経営者でないはずだ。それにしても、MLBに田中将大も色気を見せているが、海の向こうへ、行かせては面白くない。ダルビッシュ有も行ってしまったが、さらに田中将大が続くとなれば、日本プロ野球も小粒化して、面白くない。楽天オーナー殿、田中将大を日本に留めよ。
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2013年07月11日(木曜日)更新
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第334号
決死隊でしか原発完全破壊を阻止できなかったこの国の後進性
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原発存続の是非を、政局化する日本政治の後進性は、やがて国を滅ぼすことに繋がる。原発を買ったのはアメリカの企業から、そして、人類最初の原爆を落としたのもアメリカ、こうした矛盾はあってはならないことである。国も哲学を持つべきで、こうした矛盾は世界にも類を見ないはずだ。
福島原発の元所長を務めた吉田氏が亡くなったが、彼が日本を救った功労者だという表現もあるが、その事実が、時系列的に明白に証明はされていないのではないか。破壊された原発を救うために「決死隊」を組織した、という報道もある。これも矛盾だろう。科学万能の時代に、「決死隊」とは何と野蛮な行為か。誰もが理解を示さなければ、決死の覚悟も必要だが、これでは、特攻隊を思い出さないわけにはいかない。
いずれにしろ、原発存続問題を政局化しないこと、確かに、石炭、石油の埋蔵量は、日本には豊富でない。原発に頼らざるを得ない状況もあるが、ここでエネルギー問題で、新たなグランドデザインを作り出さないと、原発で亡国とならざるを得ない。
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