活字世界のこぼれ話し

 
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過分数 (頭でっかちの意味)
紀元2600年・1940年商人のまち大阪生まれ。
マスコミ出身者が多い某大学を卒業。
以来、活字の世界から離れることなく日本中どこでも飛び回るメモ魔。

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2013年04月11日(木曜日)更新

第323号
 北朝鮮の真実の真実をまず知りたい。推測だけでは危険だ。

 北朝鮮は上手く漁夫の利を、使っている。日本をはじめご近所の韓国、中国、そして地球の警察官を任じる米国、かつては盟友であったソ連、この五国を手玉に取るように、立ち回っている。五国の思惑が一本化されない、その隙を突いて、上手く立ち回っているように見えて仕方がない。米はイラクに押しかけて、首脳の首を切ってしまった。石油というエネルギー物資を確保するための、進出だったが、北朝鮮にはそうした資源的な目的物はない。適当に裁いて置けばいい、その程度の考えだ。ソも同じようなもの。中もそんなものだろう。お互いが牽制しあって、現状の抜本的な解決をしない。と言いながら裏で糸を引いているのだ。
 韓は同じ民族、本来なら東西ドイツ統一のように、もう一つ別な力が働く必要がある。それを何もしないで、押さえている理由が分かりにくい。日も拉致問題を抱えながら、それを解決へ前進させる力を出そうとしない。全てがペンディング、懸案事項として先送りする。それを良いことに北朝鮮はやりたい放題。周辺の五国はやりきれないし、現状打破の手立てもない。
 それはそれとして、もっと問題児の北朝鮮を詳細に、現実を知る必要があるのではないか。かつてのCIA、KGBの力は何処へ行ってしまったのか。詳しく調べて欲しい。まさか、五国を相手に、熱い戦いをやる気はあるまい。脅かし、ブラフに過剰反応は禁物。それよりも、やはり、北朝鮮の真実をもっと、知る事から始めなくてはなるまい。
 

2013年04月04日(木曜日)更新

第322号
 おらが街の高校野球は、おらが街の人間で纏めてこそ全国大会

 東北のどこかの高校が、始めて夏の甲子園へ行った時、どうして彼ら選手から、あんなに上手い関西弁が口をつくのか、報道関係もフアンも不思議に思った。真相は中学時代の強力な選手に呼びかけ、引っ張ってきた野球留学選手であったと言うこと。これで野球留学が公然化した。私立高校が名を上げるのは、甲子園が最も簡単な手法。地方に限らず、私立高校の甲子園利用手段は、弊害の何物でもない。親元を離れ、合宿所に缶詰生活、少年も憂さ晴らしに悪さをするものだ。不祥事の温床だ。
 週刊朝日が毎年、甲子園出場校のメンバーを掲載するが、他県出身が直ぐ分かる。掲載されたレギラー選手、ベンチ入りの選手、如何に他県者が多いかである。ひどいときは、9人全部が他県というのもあった。最近は世間の目を意識したのか、少しは数を減らしているが、どうも納得がいかない気分はまだある。中学生が強い高校へ進学、プロを目指すのは悪いことではないし、これは否定しない。しかし、どこかに、歯止めをかけたいことも確かだ。
 

2013年03月29日(金曜日)更新

第321号
 数字は誰が見ても現実を説明しているのだから、直ぐ実行を。

 一票の格差は、手を拱いているうちに、ツケが回ってきた結果である。どうしても、改革する気構えが希薄な国民性、とうとう司直の判断が出てしまった。憲法違反と言われては、黙っていられまい。政権を取り返して、惰性が付いている現政権、出来ることはどんどんと前へ進めるべきだ。
 一票の格差は、考えてみれば恥ずかしい話だ。数字の持つ具体性は、誰もが疑いを持たないリアルな数字だからだ。それに従えば良いのだから、さっさと改定しよう。アベノミクスの上げ潮が、引き潮に入る前に、こうした懸案事項は一掃しておけばいいのだ。勢いを追い風に、やれることはやってしまうのが良いのだ。それが安倍政権の持ち味だし、それによってハズミも付くはずだ。
 

2013年03月21日(木曜日)更新

第320号
 WBCのモチベーションがよく分からないから、本気になれない。

 WBCのCはクラシックらしいが、簡単に言って日本人はこの英語を、古典と言い換える。古典なら、野球の世界ではメジャーリーグのことだろう。いわゆる本家だ。その本家が本気にならないのに、ここで勝ったと言っても、それほど価値があるものではない。二連勝して喜んでいる方が、おかしいのではないのか。今後百年も経てば、サッカーのワールドカップクラスまで、価値を持つだろうが。 イチローが参加を拒否した時点で、今年の日本チームはオールジャパンでは、なくなってしまった。まして、シーズン中、一緒に汗をかいていない人間が、監督だコーチだ、では選手もたまったものではない。われわれも、WBCに参戦して、いくら金を貰えるのか、知らない。まして、オリンピックのように、国の名誉を意識するのだろうか。筆者にとっては、元々関心がないだけに、誰が監督をやって、などに興味がない。ただ、遊びに徹する?野村監督なら、面白くはするだろうが、勝てる保証はないと思う。寄せ集められて、いきなり監督だ、コーチだと言われても、選ばれた選手も戸惑うだけだ。
 今をときめくIT産業が、纏まって、貯め込んだ巨額の資金でも出して、国を代表する、且つ、実力のある選手をやる気にさせる、その時に本物のWBCが生まれる
 

2013年03月14日(木曜日)更新

第319号
 日本の向こうには沈没か、漂流しかないような気がする。

 東日本大震災も二年が過ぎた。しかし、未だに復興、復旧が円滑に進まない。その一方で、二度目のオリンピックを開催するために、その決定権を握っている人間に、ごまをする風景も伝わってくる。一体、日本は、日本人は何を考えているのだろうか、分からない。とにかく、東日本大震災のもたらした様々な被害の、現状復帰の完成を見捨てて、何をやろうとするのか、理解に苦しむ。
 とにかく、東日本大震災が国民に与えた被害状況を、時々刻々に知りたい。亡くなった人、行方不明の人、住む家がなくなった数、その家族の総数、これを知りたい。そうしないと、何を手助けして良いのか、分からないからだ。そして、何処まで現状復帰が、出来上がっているかが、分からないからだ。これが分からないと、何をアシスト良いのか、分からないからだ。 
 原発もそうだ。一体、現状はどうなのか分かっていない。学者が、政府が、マスコミが様々な情報を流してはいるが、どれが正しい真実なのか、理解できない。こうした状況が続くことは、日本は沈没してしまう。そこまで行かなくても、漂流してしまう。困った。 
 
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