活字世界のこぼれ話し

 
2024年04月
01 02 03 04 05 06
07 08 09 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
 
 
過分数 (頭でっかちの意味)
紀元2600年・1940年商人のまち大阪生まれ。
マスコミ出身者が多い某大学を卒業。
以来、活字の世界から離れることなく日本中どこでも飛び回るメモ魔。

ご意見・ご要望をお寄せください

 
ユーモアクラブトップに戻る
<<前へ 1234567891011121314151617181920212223242526272829303132333435363738394041424344454647484950515253545556575859606162636465666768697071727374757677787980818283 次へ>>

2012年05月09日(水曜日)更新

第277号
 普通の常識が通用しない人間社会は悲劇を生むだけ

 日本はなんと貧乏なのかと、つくづく思う。考えられないような価格で、長距離バスが走り、未熟な運転手、丸投げされるバス運航権、法律違反が三〇を越えていると、堂々と容認発言する経営者、これは確信犯であり、即逮捕、投獄されてもおかしくないはずだ。七人がそのバスで死んでいるのだから。
 安いバス運賃は歓迎するのはやぶさかではないが、常識的判断で、運賃設定が歪なことは分かるはずだ。恐ろしくて、何かを覚悟しなければ、そんなバスは使えない。そのくらいの、常識的判断も欲しいものだ。 車の運転能力検査を、免許を取った時点で終わりにしないで、何年間の時間が経てば、もういちど運転能力を検査する制度も欲しい。そうでもしないと、スピード化する車の性能高度化に、ついて行けないのである。
 常識が一定の人間生活の規範となるはずで、常識を越えるシステム、方法が存在すれば、それを疑ってかからなければならない。それが、人間の理性だ。それにしても、大事故が起きて感想を求められる監督官庁の係官の、まとまらない顔つきも、どうも歪である。気になる風景だ。
 

2012年05月03日(木曜日)更新

第276号
 「生命だけは平等だ」を実現する病院を体験をした

 病院は、病気を治してくれるところと実感した。口癖で「ガンは切って捨てればいい」と放言していたが、まさかそのセリフ通りを、実践させられるとは思いもしなかった。最初に前立腺ガンが見つかり、投薬で散らすか切るか、迷っていたが、大腸ガンも付いてきたなら切るしかない。五時間半の時間を要したが、患者とすればあっという間であった。麻酔の力は凄い。まだ、治ったとは言えないが、とにかく大敵二つの除去は出来たのだから。
 入院先は住まい(松戸市内)近所の徳田虎雄氏で知られる、徳州会系の病院である。院内の壁に「小医は病を癒し、中医は人を癒し、大医は国を癒し、徳州会は世界を癒す」のスローガンポスターが貼られており、さらに「生命だけは平等だ」とも書かれている。このスローガンは正しいと確信するし、二〇日間足らずの入院だったが、患者への対応に文句はない。一生懸命、患者に対応してくれる献身は、心地よかった。見舞いに来てくれた方々の声で、共通しているのが「混んでいる」であった。これは「はやっている」、「悪い病院ではない」の同義語だと確信できた。この病院の自己評価を証明するためにも、患者に課せられた退院後のケアを、完全にしなければなるまい。
 

2012年04月26日(木曜日)更新

第275号
寝てみて・・しみじみ分るナースと健康の有難さ

 ガンを二つ抱えて入院したが、快適な時間を過ごしている。徳州会系の病院、総帥、徳田虎雄氏の理念が行き届いている気がする。病気は決して快適さを与えるものではないが、医師、ナースの対応に文句はない。若いナースが雑念を持たずに、一生懸命に対応してくれるからだ。入院の経験は初めて、他院と比較することは出来ないが、入院患者として付いているとは言える。
 明るい、まじめ、偉そうにしない、世間話には、適当に付き合ってくれる。さらに一歩突っ込んで聞き出してみると、ナースに生き甲斐をかけていることが伝わってくる。とにかく、陰毛を剃って貰う、おむつを替えて貰う、全てを預けてしまうのだから、こちらにも引け目があるが、それを感じさせない自然さが、何とも嬉しいのだ。
 全てが、筆者のような感覚になれるとは思えないが、私は入院生活を快適に過ごしている。これだけは間違いない。孫娘が祖父をなだめ、勇気づけ、楽にさせようとする姿は、病気の苦痛を、忘れさせるのである。嫌な思いを感じさせられる前に、ここから抜け出すのも必要だが。
 

2012年04月19日(木曜日)更新

第274号
 原発問題ではではまだまだ隠蔽されたことが多すぎる

 原発は五四基もある。それがゼロになっては消費電力がまかなえるのか。昭和二〇年代の停電が恒常化するのか。こんな恐れを感じるのだが、未だに電力会社は、はっきりしたことを公表しない。一体日本と言う国はどうなるというのだろう。電力会社だけでなく、官僚も、政治家も本当のことを言わない。なし崩しでことが進めば、日本は崩壊する道を進まざるを得ないだろう。エネルギー源が無くなるのだから。
 放射能に対する、過剰反応がないかについても考えたい。何処までが人命を損なわせるのか、その範囲は科学が証明できるではないか。それもきちんと国民に知らされていない。こんな非科学的な国は、ないのでないだろうか。原発に絡む利権はもあるだろうし、そうしたものが、真実の隠蔽に作用していないか。部分的に上げつろうことは多いが、真実に迫る対話はまだ生まれていない。この時間の遅さが、国を滅ばしかねないのだ。
 

2012年04月12日(木曜日)更新

第273号
 TVに映る監督の顔つきが、どう見ても一軍の将ではない

 プロ野球といえども、選手の心理は無視できないはずだ。あれだけ清武問題があり、なんと訴訟合戦まで行ってしまったのだから、選手もたまったものではないはず、不法とまでは言わないが、契約金の決め方は当事者の選手に、少なからず影響を与えている。世間も決して無視はしていないだろうし、ヤジの中に契約金問題をあげつらう人間もいるはずだ。ヤジぐらいでは挫けることもないだろうが、野球に全力投球が出来ない心の問題も抱えているだろう。
 四番バッターズラリと並べても、勝てないことは既に分かっている。それと同じようなことを相変わらずやってしまう。これではダメで、昔の巨人はバラエティーに富んだ選手が個性を発揮して、面白くて愉しい野球を見せてくれたではないか。そこへ帰らない限り、常勝軍団には戻れないと思う。それにしてもTVに映る監督の顔つき、あれでは一軍の将ではない。 
 
ユーモアクラブトップに戻る
 


ページTOPへ