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2012年05月09日(水曜日)更新
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第277号
普通の常識が通用しない人間社会は悲劇を生むだけ
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日本はなんと貧乏なのかと、つくづく思う。考えられないような価格で、長距離バスが走り、未熟な運転手、丸投げされるバス運航権、法律違反が三〇を越えていると、堂々と容認発言する経営者、これは確信犯であり、即逮捕、投獄されてもおかしくないはずだ。七人がそのバスで死んでいるのだから。
安いバス運賃は歓迎するのはやぶさかではないが、常識的判断で、運賃設定が歪なことは分かるはずだ。恐ろしくて、何かを覚悟しなければ、そんなバスは使えない。そのくらいの、常識的判断も欲しいものだ。 車の運転能力検査を、免許を取った時点で終わりにしないで、何年間の時間が経てば、もういちど運転能力を検査する制度も欲しい。そうでもしないと、スピード化する車の性能高度化に、ついて行けないのである。
常識が一定の人間生活の規範となるはずで、常識を越えるシステム、方法が存在すれば、それを疑ってかからなければならない。それが、人間の理性だ。それにしても、大事故が起きて感想を求められる監督官庁の係官の、まとまらない顔つきも、どうも歪である。気になる風景だ。
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2012年05月03日(木曜日)更新
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第276号
「生命だけは平等だ」を実現する病院を体験をした
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病院は、病気を治してくれるところと実感した。口癖で「ガンは切って捨てればいい」と放言していたが、まさかそのセリフ通りを、実践させられるとは思いもしなかった。最初に前立腺ガンが見つかり、投薬で散らすか切るか、迷っていたが、大腸ガンも付いてきたなら切るしかない。五時間半の時間を要したが、患者とすればあっという間であった。麻酔の力は凄い。まだ、治ったとは言えないが、とにかく大敵二つの除去は出来たのだから。
入院先は住まい(松戸市内)近所の徳田虎雄氏で知られる、徳州会系の病院である。院内の壁に「小医は病を癒し、中医は人を癒し、大医は国を癒し、徳州会は世界を癒す」のスローガンポスターが貼られており、さらに「生命だけは平等だ」とも書かれている。このスローガンは正しいと確信するし、二〇日間足らずの入院だったが、患者への対応に文句はない。一生懸命、患者に対応してくれる献身は、心地よかった。見舞いに来てくれた方々の声で、共通しているのが「混んでいる」であった。これは「はやっている」、「悪い病院ではない」の同義語だと確信できた。この病院の自己評価を証明するためにも、患者に課せられた退院後のケアを、完全にしなければなるまい。
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2012年04月26日(木曜日)更新
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第275号
寝てみて・・しみじみ分るナースと健康の有難さ
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ガンを二つ抱えて入院したが、快適な時間を過ごしている。徳州会系の病院、総帥、徳田虎雄氏の理念が行き届いている気がする。病気は決して快適さを与えるものではないが、医師、ナースの対応に文句はない。若いナースが雑念を持たずに、一生懸命に対応してくれるからだ。入院の経験は初めて、他院と比較することは出来ないが、入院患者として付いているとは言える。
明るい、まじめ、偉そうにしない、世間話には、適当に付き合ってくれる。さらに一歩突っ込んで聞き出してみると、ナースに生き甲斐をかけていることが伝わってくる。とにかく、陰毛を剃って貰う、おむつを替えて貰う、全てを預けてしまうのだから、こちらにも引け目があるが、それを感じさせない自然さが、何とも嬉しいのだ。
全てが、筆者のような感覚になれるとは思えないが、私は入院生活を快適に過ごしている。これだけは間違いない。孫娘が祖父をなだめ、勇気づけ、楽にさせようとする姿は、病気の苦痛を、忘れさせるのである。嫌な思いを感じさせられる前に、ここから抜け出すのも必要だが。
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2012年04月19日(木曜日)更新
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第274号
原発問題ではではまだまだ隠蔽されたことが多すぎる
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原発は五四基もある。それがゼロになっては消費電力がまかなえるのか。昭和二〇年代の停電が恒常化するのか。こんな恐れを感じるのだが、未だに電力会社は、はっきりしたことを公表しない。一体日本と言う国はどうなるというのだろう。電力会社だけでなく、官僚も、政治家も本当のことを言わない。なし崩しでことが進めば、日本は崩壊する道を進まざるを得ないだろう。エネルギー源が無くなるのだから。
放射能に対する、過剰反応がないかについても考えたい。何処までが人命を損なわせるのか、その範囲は科学が証明できるではないか。それもきちんと国民に知らされていない。こんな非科学的な国は、ないのでないだろうか。原発に絡む利権はもあるだろうし、そうしたものが、真実の隠蔽に作用していないか。部分的に上げつろうことは多いが、真実に迫る対話はまだ生まれていない。この時間の遅さが、国を滅ばしかねないのだ。
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2012年04月12日(木曜日)更新
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第273号
TVに映る監督の顔つきが、どう見ても一軍の将ではない
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プロ野球といえども、選手の心理は無視できないはずだ。あれだけ清武問題があり、なんと訴訟合戦まで行ってしまったのだから、選手もたまったものではないはず、不法とまでは言わないが、契約金の決め方は当事者の選手に、少なからず影響を与えている。世間も決して無視はしていないだろうし、ヤジの中に契約金問題をあげつらう人間もいるはずだ。ヤジぐらいでは挫けることもないだろうが、野球に全力投球が出来ない心の問題も抱えているだろう。
四番バッターズラリと並べても、勝てないことは既に分かっている。それと同じようなことを相変わらずやってしまう。これではダメで、昔の巨人はバラエティーに富んだ選手が個性を発揮して、面白くて愉しい野球を見せてくれたではないか。そこへ帰らない限り、常勝軍団には戻れないと思う。それにしてもTVに映る監督の顔つき、あれでは一軍の将ではない。
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