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2011年12月15日(木曜日)更新
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第257号
日本沈没必至の状況、これをどうすれば良いのか、英雄よ出よ。
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志士、義士、正義の味方などと呼ばれる人間がいなくなった。淋しい限りだ。かつて、何時の時代にも、敢えて、やらざるを得ないと判断して、負けを覚悟しても、命を危うくしても、前へ向かって行く人間がいた。そして、その蛮勇が時代を動かした。何故こうした英雄が、存在しなくなったのか。日本人が劣化したと言うことだろう。平和ボケ、と言っても良い。日本に、緊張感がなくなったことが大きな理由だ。
国の借金が、世界に冠たる数字を示していても、それをとがめる声さえない。国債の発行額が、異常であることが分かっているのなら、何とかしなければならないのは当然だ。それでも何もしない。3・11から八ケ月、やがて九ケ月だ。それでも、先が見えて来ないでいる。こんな日本は嫌だ。日本人を、やめる運動を起こそうか。そうすれば、国も少しは慌てるか。このままでは、日本沈没は不可避だ。何とかしないと、時間はそんなにないのだ。
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2011年12月08日(木曜日)更新
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第256号
オフレコは物事を決める大切な下準備だ。それが分からない時代。
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生徒会ではないぞ、と書くと生徒が怒る。政治の世界も、野球の世界も、思っていること、考えていることを、それらの本質を精査しないで、いきなり明からさまに暴露する。こんな生徒みたいなことを、やっていては真実が、どこにあるのか分からない。ばたばたするばかりで、何も構築できない。訴えれば、何事も、それが市民権を得たような気になってしまう風潮も、誉められない。いい大人が、何をやっているんだと言いたい。
オフレコの価値が、どうしてこんなに脆く崩れてしまうのか。これでは下工作はできない。水面下、アヒルの水かき、この重要度が最近の人間は分かっていない。アヒルの水かきこそ、時代を正確に前進させる要諦だろう。いきなり抜き身でやり合うのは、決闘だけだ。どんな大きな難題、課題でも、いきなり抜き身はない。落としどころを探り、周囲の納得いく場所を探す。これが肝要だ。オフレコでガス抜きが完成して、そして落としどころが決まる。これで良いのだ。オフレコの重要度を勉強するべし。
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2011年12月01日(木曜日)更新
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第255号
話し言葉と書き言葉とは、違うことを知らないと墓穴を掘る
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「犯す」という言葉は、日常会話には余り馴染まない。「やる」でいい。日常、何時も使う言葉はそんなものである。沖縄担当の官僚が、多分オフレコであったのだろう、日常会話用語を軽い気持ちで使ったが、記事化する場合は、まさか話し言葉では書けない。書き言葉を使う。そこから変な具合になった。そして、官僚の首が飛んだ。
新聞記者と官僚の関係は、絶えず日常的に会っており、その場の共通用語はふんだんにあるはずだ。今回もその中の、一つの言葉と推理する。居酒屋で情報交換、砕けた会話が成立するのもよく分かる。官僚が、上手くはめられた気もしないわけではないが、下品な言葉を、日常的に使わないだけの節度がなければならないのは当然だ。そういう意味では、隙だらけの官僚君だった。この軽率さだけは、脇が甘かったことになる。
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2011年11月24日(木曜日)更新
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第254号
公金感覚が乏しいところには、横領的無駄使い廃絶は不可能だ
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昔、子供の頃、田舎のバスの女車掌が、今夜のおかず代と運転手に告げて、公然とピンハネするのを、垣間見たことがあった。今から考えると、犯罪的行為には見えず、何処か牧歌的な雰囲気だったような気がする。公金の無駄使いは、案外こんな感覚で具体的実践に、入っているのではないかと想像する。会計検査院の調査も、こんな犯罪的行為を摘発しているのだと考えると、なかなか究極的な追及は、不可能ではないかと考えられる。
仕分け作業で、TVを使って無駄使いを、可視化しているが、言い訳ばかりが見事に成立している。これはバスの車掌のように、犯罪的感覚が乏しいから、どうしようもなく、無駄使いの反論が成立している気がする。公金に対する感覚が改まない限り、窃盗的な無駄使いは、無くなることはないだろう。無駄使いを廃絶するには、日本人のモラルを再構築するしかないのでは。
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2011年11月17日(木曜日)更新
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第253号
松下政経塾は政治家になる方法だけしか教えなかった
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地球はまさしく、国境をなくす形で、未来へと進んでいる。これまでの、ものの見方が通用しない。それを知らないと時代の流れに、置いてきぼりを食らうことになる。TPPも円高も、正確にその目的と内容を把握して、理解しておかないと行けない。
円高は輸出産業は大変だが、輸入で成り立つ産業は、こんなメリットはない。こうした両者のバランスを、上手く取るのが行政だろう。TPPもそうだ。農業が一番困ると言われ続けているが、強くなっている農業も存在したいる。その辺を、丁寧に検証しておかないと、現実を見失ってしまう。昔の政治家にはこの問題なら任せておけというエキスパートがいた。それが今のところ見あたらない。松下政経塾は政治家になる方法は教えたようだが、政治家の仕事を教えなかったのだ。そう思えてならない。哲学の不在だ。
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