活字世界のこぼれ話し

 
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過分数 (頭でっかちの意味)
紀元2600年・1940年商人のまち大阪生まれ。
マスコミ出身者が多い某大学を卒業。
以来、活字の世界から離れることなく日本中どこでも飛び回るメモ魔。

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2011年03月03日(木曜日)更新

第217号
 現代の「松下村塾」出身者よ、創業者の精神を再現してはどうか。

 何処でバトンタッチを間違えたのか、政界がこんなに継続性を無くして、プッツンするのは今まで無かったことだ。政権が交代したから、こんな根無し草状況になってしまったのか、このまま進むと日本国は漂流してしまう。信念を持った、何があっても我行かんの気概を持った政治家が欲しいものだ。誰がいるかと周囲を見ると、せいぜい石原都知事ぐらいか。信念があって、未だに中国を支那と呼んで平然としており、それで現代支那から人気がある。不思議な人だ。 では、石原都知事を担いで、次の政権を狙うのかとなると、また別問題だ。いくら何でも歳だろうし、せいぜい昔、青嵐会で同志だっただった亀井某では、少しは同類項と言えないか。骨太の、ブレない、我行かんの意気を持っているのはこの辺か。松下幸之助が作った、いわゆる「松下村塾」出身の政治家も結構いるが、今ひとつ。しばらく日本は迷走するしかない、当面の結論だ。これが。
 

2011年02月24日(木曜日)更新

第216号
 因果関係を理解することこそ、人間にしかない英知だと思う。

 リビアのカダフィ体制は、大丈夫だと思っていた。彼のスタンドプレイはそれなりの、上手いやり方だと考えていたからだ。しかし、もろくも潰えようとしている。どうしたことだろうか。マスコミが悪いのだ。一連のアラブ諸国の政権の崩壊現象は、予知、予測が出来たはずだ。その潮流が読めないマスコミは、一体何をしていたのかと言いたい。
 これと同じように、自然現象も予知、予測が出来なければならないはずだ。また、自然災害の体験を、その後の対応に活かしていないから、同じ災害が生まれるのだ。関東大震災後、耐震建築構造の導入などがあり、日本もそれなりに対応力が身についている。脆弱な建造物、それに対するマグニチュード、この連関性も追求しなければなるまい。
 温暖化は炭酸ガスが生む。分かっているのなら、それを少なくすることだ。こうした科学的成果を、信じない人類は消滅するしかない。自然現象のもたらす様々な暴力的な力は、人間そのものが作り出している。それを認識しない以上は、地球は滅びへと進む。
 

2011年02月17日(木曜日)更新

第215号
 困った。何処までも漂流し続け無ければならないのか日本は。

 折角、長年の自民党政権を倒したのに、こんなに早く民主党政権ががたつくとは、国民もがっかりしていることだろう。昨年の新年会に小沢家へ顔を出した首相が、今やその家主を、党から追い出そうとしている。こんな変節振り、国民は馬鹿馬鹿しくなるのも当然だ。小沢派の人数が無ければ、民主党が議会で多数派を取れないのも、分かっている。どうする気だ。 それにしても、アラブの政変もエジプトに続いて、ドミノ倒しが近隣にも起こるだろう。そこから原油問題が起きること必至だ。地球的規模で変化が起きているのに、政権が些末なことでやり合っている。これでは、日本は世界の潮流から、置いてきぼりを食う。政界、財界、官界、学界、マスコミ界、あらゆる世界にリーダーがいない。日本は何処までも、漂流しなければならない。困った、困った。
 

2011年02月10日(木曜日)更新

第214号
七勝七敗力士の千秋楽は、昔から勝っていたのだ。

 どの世界、業界にも、その世界、業界の限定的な常識がある。建前、暗黙の了解、(本来は悪風なのだが)美風等と表現しても良い。大相撲の世界だけでなく、同じである。暗黙の八百長と言う表現もあるし、片八百長と言う表現もある。負ける方が、勝手に八百長をやり、負けてやるのだ。ただ、組織的な、金銭取引な動きが介在すれば、八百長ではなくて犯罪になってしまう。七勝七敗の千秋楽、七勝七敗力士が勝つのは、昔からあった。六〇年前、小学生時代、ラジオ実況放送時代に発見していた。勝ち越すために、一生懸命に頑張るものだと。
 大相撲はアスリートの戦いではないことは、それなりに、皆んなが分かっている。しかし、内部で殺人事件が起き、横綱が協会のよく分からない理由で首になる。特に、嫌な感じになったのが、理事長選挙のために、部屋同志の合従連衡があからさまに起きる。いままで、表面化しなかった悪弊がどんどん表面化してくる。これでは、穏便に隠されていた美風も、崩れていくのも当然だ。墓穴を掘ったのだ。しばらくは、相撲の世界、学生相撲を楽しむことにしよう。
 

2011年02月03日(木曜日)更新

第213号
 ハンカチ王子を王様に仕立て上げるのは、良いコーチが決める。

 ハンカチ王子がプロの世界で、何処までやれるのかはハラハラしながら見なければなるまい。それは、何となく卑弱に、今のところ目に映るからである。また、マスコミ人気が、先行気味であることも付け加えても良い。大学からプロに入って、直ぐに好投手になって、それなりの実績を上げた代表に、江川が一つの例としてあげられるが、そこまでの凄みはハンカチ王子からは、どうしても感じられないからだ。
 マークンとは、甲子園で投げ合って勝ってはいるが、バックの打線が勝因だった。かつて、バンビとか、東北のプリンスとかよばれ、一世風靡的に人気を集めた若者もいたが、それほどの活躍は出来なかった。西鉄ライオンズの稲尾は、全くの無名で神様とよばせるまでの活躍をした。ハンカチ王子の先輩に、ソフトバンクの和田がいる。高校、大学とハンカチ王子ほどの人気はなかったが、大成した。良いコーチに付いたから、と見ている。ハンカチ王子もどんなコーチが付くのか、それが課題だと思う。
 
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