活字世界のこぼれ話し

 
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過分数 (頭でっかちの意味)
紀元2600年・1940年商人のまち大阪生まれ。
マスコミ出身者が多い某大学を卒業。
以来、活字の世界から離れることなく日本中どこでも飛び回るメモ魔。

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2010年11月11日(木曜日)更新

第202号
 西村よ、あの偉そうな落合をやっつけたんだ、来期の年俸は逆転だ。

 今年の日本シリーズ、何処を応援しようか迷っていたら、家族が住んでるところを応援したら。そうか、住んでいるところは千葉だった。江戸川を地下鉄の延長線で渡ったところに住んでいると、都民感覚しかない。マリン球場には子どもの高校生時代、学校の応援で出かけたことがあるから、知らないことはなったが。もう一つ、ビッグな中日の監督、何とも華やかさ少ないロッテの監督、勝つなら後者だ。判官贔屓から。結局、我が県が勝った。
 人気のセ、実力のパ、これは巨人中心時代の話だ。今や、TV放送も減ってしまったのだから、新しい感覚でプロ野球を見ないと、なんの面白さもない。だから、大昔、弱小球団の代表、近鉄を応援し続けた探偵小説作家、横溝正史の生き様が懐かしい。TVを通してMLBの応援席で見かける、弱くても地元を応援する家族の姿が、何とも良い。勝ち負けに関係なく、楽しんでいることが、伝わってくるからだ。西村よ、かつての仲間の親分、落合をよくやっつけた。でかしたでかした。こういう報道がないと、日本シリーズも面白くない。
 

2010年11月02日(火曜日)更新

第201号
 ドラフトは単なる入り口である。グランドで活躍すればいいのだ。

 今年のドラフト会議も終わったが、新しい新人がそれなりの球団に吸収された。来期になってどのような力を発揮するのか、楽しみでもある。昔は青天井で契約金が高騰し、無政府状態になっていたのが懐かしいが、ドラフト時の評価が、現役時代の活躍と一致しないのも、また、興味ある判定だ。 最近、無名の選手を発掘して大きく育て上げた、過去のスカウトの目利きある力を報告される事もあるが、これこそスカウト冥利に尽きるというものである。それにしても、昨年のドラフトで話題を呼んだ菊池雄星君は、とうとう一度も一軍のマウンドに立たなかった。いったいどうしたことか。こんな事が許されるて良いのか。何が悪いのか。
 選手は生き物であるから、何があってもおかしくないが、要は元を取ればいいのであって、高い契約金でも、ファンを集めればペイするのだ。ドラフトにかけて、くじを引き当てて、選手として獲得して、投げて、打って、走って勝利に貢献すればいいのだ。ドラフトが全てではない。グランドでの活躍が全てだ。
 

2010年10月27日(水曜日)更新

第200号
 小沢疑惑に結論を付けないと、政治と金問題は永遠化してしまう。

 政権を奪取するためには、なんでもありは世界共通である。オバマ大統領も同じだ。民主党が政治献金を復活させるのも、一端放棄したのは、政権に近づくための国民の目線に合わせただけである。政権運営には金がかかる。それが分かったから、政治献金が欲しくなったのである。
 政治献金は、決して悪いシステムではない。国の運営を任せるわけだから、スポンサーとしての国民が、政党を育てるために資金を提供する。ブルジョア民主主義は、こうした考えが容認される。極端な政治資金集めが、派閥育成を目的とし、いずれ首相をねらうシステムに露骨に利用されるようになってから、政治と金が胡散臭くなったのだ。
 最近はこうした動きが、少しは浄化されかかったのだが、小沢疑惑が全面に立ちはだかって、それを阻止しているわけだ。やはり、小沢問題はリセットして出直さないと、政治の浄化は実現しないと言うことだろう。
 

2010年10月21日(木曜日)更新

第199号
 無駄と知りつつ、時の権力者の我が儘が、無駄の重複を生むのだ

 昔、大臣が新幹線の駅を地元に作ったように、同じように成田が作られた。農民との間に無駄な犠牲を生みながら。関空は関西地方のエゴの集積だ。羽田は国内線に限定したが、どう考えても成田より便利だからと、国際線を今度新設した。一方では、新しい直通電車を成田、羽田間に走らせたり。さらに、各地にも地方空港を作り続ける。どう考えても、国家統一見解のない、時の政治家の我が儘ばかりが目立つやり方だ。
 東京に昭和通りがあるが、これは後藤新平の発案だ。車社会をはるか後世に意識しながら、幅広幹線道路を作った。日本の空港行政にこれだけの先見性があれば、ハブ空港を作り、地方と繋ぐ、それだけでよかったのだ。未だに、徳川時代の、偏狭なお国意識、昔の藩意識が残っている。こうした無駄が、国力を弱めている。いずれ日本は内部崩壊するのではと心配する。
 

2010年10月13日(水曜日)更新

第198号
 医療行政の欠陥は、国の本当の力を問い直させる良い機会である。

 医療行政の失敗は、国家の責任である。限りなく、薬害被害者を救済しなければならない。B型肝炎訴訟問題も、同じように国家が救済しなければなるまい。ただし、無制限に、救済金額を設定するものではない。それなりの、理由付けで、リーゾナブルな形を探し出さなければなるまい。その落としどころを、どのように見つけだせるのか、そのために、英知を集めなければなるまい。
 日本はそれなりの金を持っているのは、国家予算を見れば分かるし、国債発行額の巨大さからも分かる。そうかといって、大盤振る舞いはやるべきではない。落としどころを、何処にするのかはもっと議論すればいい。それにしても、お粗末な医療行政が横行しているものだ。GDPだけを誇るいい加減さを、知るべきだ。
 
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