活字世界のこぼれ話し

 
2024年04月
01 02 03 04 05 06
07 08 09 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
 
 
過分数 (頭でっかちの意味)
紀元2600年・1940年商人のまち大阪生まれ。
マスコミ出身者が多い某大学を卒業。
以来、活字の世界から離れることなく日本中どこでも飛び回るメモ魔。

ご意見・ご要望をお寄せください

 
ユーモアクラブトップに戻る
<<前へ 1234567891011121314151617181920212223242526272829303132333435363738394041424344454647484950515253545556575859606162636465666768697071727374757677787980818283 次へ>>

2010年02月03日(水曜日)更新

第162号
 髷をつけた相撲取りの立ち居振る舞いは、スポーツではないよ。

 力道山が主役を務めたプロレスを、真剣勝負として街頭テレビで興奮したのは、小学生時代(昭和二〇年代後半)、その後のプロレスに魅力を感じなくなった。何故か、本物の空手チョップが、使われなくなったからだし、全体重をかけて、相手を粉砕しようとするニイドロップ、添え足が先に降りる。全体重をかけていない。これを見つけて以来、格闘技はショウだと見捨てた。
 大相撲はどうか。千秋楽の取り組み、七勝七敗が皆んな勝つ。偶々、それを見ていて同行者に教えると、皆んな感心していた。勝ち星の新記録を作る大関がいるが、何回カド番があったか。柏戸vs大鵬が全勝で千秋楽、復活したライバル柏戸が勝った。ライバル復活に、実力では上の大鵬が星を譲ったから、八百長だと声を大にしたのが、若き今の都知事だった。
 力士は髷を結って戦う。これは既にショウだ。男芸者の闘い、と言っても良い。力士も協会も、長生きしたいから共助会的になっている。一門システムがその象徴だ。
 首都圏でどうしても観戦したいスポーツは、一つは両国国技館、もう一つは東京ドームだ。このシステムの共通点は何かというと、ドームの椅子席、国技館の枡席、どちらも狭いのだ。疲れてしまう。何とか出来ないか。特に狭い枡席に、お土産だらけになるのが何とも解せない。まして、文科省が所轄とは、事業仕分けを発揮して、抜本的見直しをやってくれ。
 

2010年01月26日(火曜日)更新

第161号
 四億円ははした金だ。それより大事なことがあるではないか。

 面倒だ。四億円出してやるから、つまらない議論はやめて、先へ進もうではないか。そう言いたい。こんな難問ばかりを抱えた日本、景気回復、沖縄基地、国の借金一人当たり七六三万円、等々、きりがないくらいの難問が、あるではないか。四億円をいじり回しても何も出てこない。幹事長を辞めるか、罰金を払うくらいで済ませよう。それにしても、意味不明、論理不成立な日本語の遣り取りが、だらだらと続くものである。
 大体、政権が変わったからと言って、すぐに新しい政策が奏功して、上手く行くと考えるのがおかしいのだ。革命でないのだから、政権交代は。前政権の尻ぬぐいをやらされているのが、現状だから現政権も、もっと居直って思い切ったことをやって欲しいものだ。そうしないと何も出来ない。野党が与党を非難するが、野党の与党時代の失敗の尻ぬぐいをさせられているのが、現在の与党、同じ手法では上手くは行かない。四億円論議を速く止めて、政策論争に入ろう。四億円よりこちらが大事だ。  
 

2010年01月19日(火曜日)更新

第160号
 薄ら笑いの陰に見える小林とのトレードに対する贖罪の江川

 四国の田舎育ちは都会にあこがれて、巨人ファンであった。上京後も、後楽園球場のライト側スタンドで、同じ年令の王貞治を応援していた。ところが、突然の江川・小林トレードで、決着を付けたときから、巨人離れが始まった。このトレードには、確か江川の地元、栃木県選出の政治家の力も借りたはずだ。その小林が急逝した。今でも、巨人系列TVでよく顔を見る江川、何処か薄ら笑いを浮かべた顔つきを見るに付けても、この薄ら笑いは、あの時のトレードの贖罪を、込めていると見えて仕方がない。
 巨大な力を働かせれば、全てが成就する時代だったのだ。最近のプロ志望選手が、指名されれば、何処へでも行きますと明言しているが、爽やかであり時代も変わったことを教えてくれる。小林よ、成仏を。
 

2010年01月12日(火曜日)更新

第159号 永年の決まり、ルールには体感的リズムがあるものだ

 正月の十五日は、永年成人の日であり、ラグビーの日本選手権決勝の日として、永年親しんできた。今年もそうだが連休になっているので、不思議な感じを持ったら、月曜日が成人の日だという。一寸気分的な日程が狂ってきてしまう。サラリーマンの連休を増やそうとして、こうした方法を取ったのであろうが、永年休日を体感的に記憶していたので、生理的に受け付けない感じは否めない。最近の成人式は若者の粗相が多い。これは、一月十五日という固定された日程が、崩れたからではないのかと、考えてみた。
 国民の祝日を、簡単にいじるべきではない。国民が皮膚感覚にまで、染みついているものを、変更させる。これは何かが壊れる、前兆だからだ。こんなことを、考えるようになった。やはりリズムを壊してはならないと言うことだ。
 

2010年01月06日(水曜日)更新

第158号
 デフレ不況には出版販売業界は強いのである、に自信を。

 出版販売業界は、不況に強いのだ。経済環境はデフレである、と政府は公言している。物価が下がり、貨幣価値が上がるのがデフレだ、と規定される。貨幣の使い方、その選択の幅が狭まる状況になるが、こういうときは、出版物への需要も高まる。なんと言っても、出版物の定価は”物価の優等生”といわれているのだから。この発想に、出版販売業界は自信を持っていこう。
 書籍、雑誌の出版物は、ここ一〇年間余にわたり、年間二兆円台を売っていたが、昨年はとうとうその二兆円台から陥落した。物価の優等生が、それを後押ししたのも分からないではない。いずれにしても、貨幣の流通量が減るのだから、安くて、面白くて、為になる出版物への需要は、当然、高まるを、基本的発想として、やっていけばいい。
 
ユーモアクラブトップに戻る
 


ページTOPへ