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2010年02月03日(水曜日)更新
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第162号
髷をつけた相撲取りの立ち居振る舞いは、スポーツではないよ。
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力道山が主役を務めたプロレスを、真剣勝負として街頭テレビで興奮したのは、小学生時代(昭和二〇年代後半)、その後のプロレスに魅力を感じなくなった。何故か、本物の空手チョップが、使われなくなったからだし、全体重をかけて、相手を粉砕しようとするニイドロップ、添え足が先に降りる。全体重をかけていない。これを見つけて以来、格闘技はショウだと見捨てた。
大相撲はどうか。千秋楽の取り組み、七勝七敗が皆んな勝つ。偶々、それを見ていて同行者に教えると、皆んな感心していた。勝ち星の新記録を作る大関がいるが、何回カド番があったか。柏戸vs大鵬が全勝で千秋楽、復活したライバル柏戸が勝った。ライバル復活に、実力では上の大鵬が星を譲ったから、八百長だと声を大にしたのが、若き今の都知事だった。
力士は髷を結って戦う。これは既にショウだ。男芸者の闘い、と言っても良い。力士も協会も、長生きしたいから共助会的になっている。一門システムがその象徴だ。
首都圏でどうしても観戦したいスポーツは、一つは両国国技館、もう一つは東京ドームだ。このシステムの共通点は何かというと、ドームの椅子席、国技館の枡席、どちらも狭いのだ。疲れてしまう。何とか出来ないか。特に狭い枡席に、お土産だらけになるのが何とも解せない。まして、文科省が所轄とは、事業仕分けを発揮して、抜本的見直しをやってくれ。
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2010年01月26日(火曜日)更新
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第161号
四億円ははした金だ。それより大事なことがあるではないか。
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面倒だ。四億円出してやるから、つまらない議論はやめて、先へ進もうではないか。そう言いたい。こんな難問ばかりを抱えた日本、景気回復、沖縄基地、国の借金一人当たり七六三万円、等々、きりがないくらいの難問が、あるではないか。四億円をいじり回しても何も出てこない。幹事長を辞めるか、罰金を払うくらいで済ませよう。それにしても、意味不明、論理不成立な日本語の遣り取りが、だらだらと続くものである。
大体、政権が変わったからと言って、すぐに新しい政策が奏功して、上手く行くと考えるのがおかしいのだ。革命でないのだから、政権交代は。前政権の尻ぬぐいをやらされているのが、現状だから現政権も、もっと居直って思い切ったことをやって欲しいものだ。そうしないと何も出来ない。野党が与党を非難するが、野党の与党時代の失敗の尻ぬぐいをさせられているのが、現在の与党、同じ手法では上手くは行かない。四億円論議を速く止めて、政策論争に入ろう。四億円よりこちらが大事だ。
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2010年01月19日(火曜日)更新
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第160号
薄ら笑いの陰に見える小林とのトレードに対する贖罪の江川
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四国の田舎育ちは都会にあこがれて、巨人ファンであった。上京後も、後楽園球場のライト側スタンドで、同じ年令の王貞治を応援していた。ところが、突然の江川・小林トレードで、決着を付けたときから、巨人離れが始まった。このトレードには、確か江川の地元、栃木県選出の政治家の力も借りたはずだ。その小林が急逝した。今でも、巨人系列TVでよく顔を見る江川、何処か薄ら笑いを浮かべた顔つきを見るに付けても、この薄ら笑いは、あの時のトレードの贖罪を、込めていると見えて仕方がない。
巨大な力を働かせれば、全てが成就する時代だったのだ。最近のプロ志望選手が、指名されれば、何処へでも行きますと明言しているが、爽やかであり時代も変わったことを教えてくれる。小林よ、成仏を。
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2010年01月12日(火曜日)更新
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第159号 永年の決まり、ルールには体感的リズムがあるものだ
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正月の十五日は、永年成人の日であり、ラグビーの日本選手権決勝の日として、永年親しんできた。今年もそうだが連休になっているので、不思議な感じを持ったら、月曜日が成人の日だという。一寸気分的な日程が狂ってきてしまう。サラリーマンの連休を増やそうとして、こうした方法を取ったのであろうが、永年休日を体感的に記憶していたので、生理的に受け付けない感じは否めない。最近の成人式は若者の粗相が多い。これは、一月十五日という固定された日程が、崩れたからではないのかと、考えてみた。
国民の祝日を、簡単にいじるべきではない。国民が皮膚感覚にまで、染みついているものを、変更させる。これは何かが壊れる、前兆だからだ。こんなことを、考えるようになった。やはりリズムを壊してはならないと言うことだ。
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2010年01月06日(水曜日)更新
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第158号
デフレ不況には出版販売業界は強いのである、に自信を。
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出版販売業界は、不況に強いのだ。経済環境はデフレである、と政府は公言している。物価が下がり、貨幣価値が上がるのがデフレだ、と規定される。貨幣の使い方、その選択の幅が狭まる状況になるが、こういうときは、出版物への需要も高まる。なんと言っても、出版物の定価は”物価の優等生”といわれているのだから。この発想に、出版販売業界は自信を持っていこう。
書籍、雑誌の出版物は、ここ一〇年間余にわたり、年間二兆円台を売っていたが、昨年はとうとうその二兆円台から陥落した。物価の優等生が、それを後押ししたのも分からないではない。いずれにしても、貨幣の流通量が減るのだから、安くて、面白くて、為になる出版物への需要は、当然、高まるを、基本的発想として、やっていけばいい。
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