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2009年11月25日(水曜日)更新
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第152号
負け越してまで、土俵に上がるな。大関は強くなければならないのだ。
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昔の横綱、大関は負け越したら、即、引退ではなかったか。どうしてこんなに、ていたらくな形になってしまったのか。千代大海は、即、引退すべきだ。大関の地位、栄光に疵が付く。大関昇進への条件が厳しくないから、昇進したとたんに、ぽろぽろと負けていく。二場所連続の成績だけで、大関を作る促成栽培システムが破綻しているのだろう。
大相撲の世界は、一般的には本当のところは、よく分からない。昔の横綱、千代の山が、あまりに負けるので、横綱返上を口にしたことがあった。本人が言い出したのだから、実現すれば良いと当時思ったものだ。身体もぼろぼろ、なんの抵抗も出来ない大関、地元九州場所という条件もあり、仕方なく土俵に上がっているのだろうが、これはファンに対する裏切りだし、本人をさらし者にしている。直ぐに引退すべし。
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2009年11月18日(水曜日)更新
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第151号
NHKラジオ・日曜名作座こそモリシゲの真骨頂であり原点だ。
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森繁久弥さん、愛称、モリシゲは、まさしく天寿を全うした。マスコミは、こぞって多才ぶりを回顧している。確かに映画、テレビを通して、様々なキャラクターを披瀝し、観るものを楽しませてくれた。社長シリーズに代表されるキャラは、戦後のサラリーマン生活を、経済成長課程そのままに引き写して、見事な立ち居振る舞いをスクリーンに展開した。シリアスものでは「夫婦善哉」に見るように、破綻のない演技を展開して見せた。駄作のない映画出演、それは観るものを、確実に楽しませるという意味で。
しかし、モリシゲが最大に筆者の心を引きつけてくれたのは、NHKラジオの「日曜名作座」である。加藤道子との二人だけで展開するドラマは、二人合わせて何人もの登場人物を演じても、なんの瑕疵もない出来映え。これこそモリシゲワールドの真骨頂だった。ここを押さえていただけに、これ以外の具体的な画面での展開は、なんでもないものに映っていたものである。余裕を持って見ておればいいのだから。
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2009年11月11日(水曜日)更新
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第150号 基地地問題は戦後処理が曖昧になっているから生まれる問題だ
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沖縄の基地問題は、はっきり言ってよく分からない。戦争を仕掛けて、大負けした。それも無条件降伏である。国が無くなっても、おかしくない負け方である。そう考えると、その後は、何があってもおかしくない日本だと言うことになる。大負けの後は冷戦が生まれ、東西勢力の狭間、西側についた以上は、その範疇で生きるしかない。それを引きずって生きている日本だ。
現代政治力学は、今や崩れてしまっている。冷静構造の崩壊であるが、そうした状況下で外国に基地を持つ効用は一体何か。その辺から、考え直して欲しいところだ。敗戦後、アメリカに追随してきたスタンスは、今も変わらない。基地問題も変わらないスタンスが生んでいる。ただ、民主党政権はそれを見直そうとしている。やっとスタートラインに立った訳だ。そんな気がする沖縄基地問題である。
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2009年11月05日(木曜日)更新
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第149号 錦秋に初雪
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異常気象は、様々な新展開を地球に与えてくれるもの。人間がそれを予知、覚悟しておかないと、とんでもないことになる。筆者が小学生高学年、近所の年下の子ども達に、北極、南極の氷が溶けると海の水が増えて、この辺(徳島平野)は海になると話した。六〇年ぐらい前だ。その夜、その子ども達の親が押しかけてきて、嘘を言って、子どもを脅かさないで欲しいと抗議された。当時は温暖化の話は、全然ない時代、科学雑誌は氷が溶けると、水位がどれだけ上がるか、氷の体積と海水の関係説明だったと記憶する。
「脅かさないで」との抗議が来るとは、筆者の説明も論理が通っていたのだろう。横で聞いていた祖母は、「上手く脅かしたものだ」と誉めてくれた。異常気象を確実に把握しておかないと、対応に失敗するし、日常生活も齟齬を来すことになろう。何がおこるのかは分からないのだから。
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2009年10月28日(水曜日)更新
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第148号
『ボヤケば、ことは通じる』のは、外人監督には出来ない相談だ
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ボヤキを武器にてして、大衆を引きつけた日本人は、野村が初めてだ。優勝なんてとんでもない、そんな実力しかない球団を、ボヤキの面白さだけで大衆を引きつけたのだから、こんなコストのかからないPR戦略はない。高卒、裏日本から出てきて、一度は日本のプロ野球の頂点に立ったこともあるのだから、名監督の一人にカウントされても良いだろう。
楽天の今年の決算は、当然黒字だ。ボヤキ黒字。楽天オーナーの凄いところは、ボヤキマン後任に、なんと元カープの外人監督を選んだことだ。後任に日本人がスポーツ紙を賑わしていたが、それをあっさりと捨て去って、外人を選んだ。ボヤキの後任にボヤキを文化的に身につけていない外人、地元フアンは不安であるが、新監督に興味は尽きない。そこがオーナーの狙いである。プロ野球はオーナーがすべてを運営しているのだ。今回、それが分かった。
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