活字世界のこぼれ話し

 
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過分数 (頭でっかちの意味)
紀元2600年・1940年商人のまち大阪生まれ。
マスコミ出身者が多い某大学を卒業。
以来、活字の世界から離れることなく日本中どこでも飛び回るメモ魔。

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2009年10月20日(火曜日)更新

第147号 フルショットで、挑戦を続けて欲しいものだ

 藍ちゃん、遼ちゃんとは、ゴルフ界も可愛い呼称が生まれたものである。尾崎の飛距離、青木のバンカー、ニクラウスのアイアン、ウッズのドライバー、寅さんのパター、もっと他にも、個々のゴルフ名人の名前は上げられるだろう。彼等は得意のクラブの持ち主、そして、全てのショットに安定感があった。安定感こそ強さの厳選である。安定感の裏付けは、パワーである。そしてフルショットだ。 藍ちゃん、遼ちゃんは絶えずフルショットを見せてくれる。これが何より、観戦するものを楽しませてくれる。フルショットで、すなわち全力で挑戦するところに、スポーツの醍醐味がある。小技がそれについてくる。
 二人とも第一次完成領域に入りつつあることは、疑いないところ。さて、第二次完成領域期をどのようの形作るのか、それが楽しみだ。そのためには、どうしても、精神的充実が必要になろう。恋をして、子どもをもうけて、なおかつ第一線で活躍が出来るように。きみたちはそれが出来るだろう。スポーツ馬鹿にだけは、なって欲しくないからだ。
 

2009年10月13日(火曜日)更新

第146号

“ため”逃げ出来ない武の腕がカンパニーに勝たせた毎日王冠

 “常勝ウオッカ”でないのだから、毎日王冠はそれほど驚く結果ではない。牝馬がダービーを取ったことを、あまりにも過大評価し過ぎなのだ。それと、騎手としての、武豊の力も落ち始めているのでは。年初の怪我も、無視できないところだ。武・ウオッカのコンビは、そろそろ底を見せたはじめたのではないか。毎日王冠を東京競馬場のスクリーンで見たが、関西馬、ウオッカには、あまり声援がなかった。また、逃げたことにもヤジが飛んでいた。 
 そういえば、昔、武の騎乗でサイレンススズカが、気持ちよく逃げていて、四コーナーで骨折した姿を思い出したが、今回の武も逃げすぎだ。“ため”逃げが出来ない武の限界を、今回見たような気がする。横典・カンパニーが隙を突いた形だが、清水成駿は見事に的中させていた。ウオッカのジャパンカップでの雪辱に、大いなる期待はするが。
 

2009年10月06日(火曜日)更新

第145号

 野村・楽天のために、今年のクライマックスシリーズはあるのだ。

 日本シリーズも、昔はセ・パ両リーグの一発勝負だった。巨人の九連覇も、一発勝負だから、やってのけられたのだ。クライマックスシリーズは、リーグ三位までが出場権がある。二分の一の確率、勝ち上がれば日本一になれる。そうなったこともある。これではどこが本当の真の実力者、勝利者か分からない。シーズンオフを、出来るだけ長引かせて、稼ごうというのが、プロ野球機構の狙いだろう。補回線で勝ち上がっても、何だか色褪せてしまうものなのだが。
 ただ、今回はパであの楽天が生き残ったのは、面白い出来事だ。監督のボヤキだけが売り物、それも契約切れ寸前、それを跳ね返しての出場だ。これは面白い状況が生まれた。死んだはずの楽天が生き残ったのだから、こんなに面白いことはない。生まれ変わった楽天ナインがどうするか、更に言えば、楽天生き残りの経済効果は、不況時の現在、決して無駄にはなるまい。まして、慎太郎の五輪が不毛に終わったばかりだから。ガンバレ、月見草。
 

2009年09月29日(火曜日)更新

第144号 勝たなければ、豊かな生活が出来ないのがプロの世界である。

「技術は輸入できても、文化は輸入できない」こういうテーゼが存在するかどうかは別にして、朝青龍問題は、こういう表現で理解すればよく分かるのでは。モンゴル相撲の技術は輸入できたのだが、日本古来の相撲文化は、それに伴って来なかったと見ればよく分かる気がする。プロスポーツでは勝者が讃えられるもので、手段さえ正しければ、それで良いのであって、余計な付属品はいらないとも言えるだろう。
 プロスポーツに品格を求めるのも悪くはないが、品格だけでは勝てない。相撲は柔道と同じ道を歩む。日本発のスポーツも、国境を越えると別な形にならざるを得ない。日本柔道の苦戦もそこに原因がある。横審の女性が毛嫌いするからといって、勝つ強さが決して減殺されるものではあるまい。この個性派?横綱、親方との軋轢が見え隠れいるしている気がしてしょうがない。相撲ジャーナリズムは、弟子を殺してしまうような世界を、もっと解明して置かないと、墓穴を掘るだろう。横綱の行儀悪さだけを、言っても仕方があるまい。そんな気がする。案外意識して悪役を装っているだけかも。まだ、二九歳だぜ。 
 

2009年09月18日(金曜日)更新

第143号われわれが選んだ政権なのだから
とりあえず優しく見守りたい

 夜遅く仕事で午前様で帰宅すると、テレビは生放送で、新大臣の記者会見をやっていた。後半だったのだろう、数人をテレビ観戦できたが、政権が変わったからという先入観があるかも分からないが、いつもの新大臣会見とは雰囲気が違っていた。まず、選ればれた自信が顔色からうかがえた。堂々としているし、自分の言葉でしゃべっていた。黒衣が書いた原稿を読むという、頼りなさがまず無いことだった。選ればれた自信と責任感が読みとれた。生き生きしていた。
 それにしても、マスコミは新しいものには、ケチばかりを付ける。暖かく見守る優しさがない。批判精神はマスコミの特権だが、生まれてきたばかりの内閣を、育てやろうとする応援心は決して持とうとしない。国民も批判ばかりを聞かされては、嫌になる。そこからマスコミそのものが嫌になるのだ。この連鎖が、日本をよくしないのだと思えて仕方がない。媚びろというのではない。これから新しい政治が始まるだから、とりあえず静かに見守ってやろうではないか。
 スタートしたばかり、マニフェストに従って進んでいる。間違えることがあれば声を大にしたいが、いまのところは静かに見守ってやろう。だって、あの自民党が否定された上に出来た政権なのだから。筆者は新政権のスタートは、スムースに進んでいると確信する。だって、われわれが作り上げた政権なんだから。この政権に参加したという気持ちを大事にしたいからだ。
 
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