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2009年06月02日(火曜日)更新
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第127号 潰れた理由が知りたい。成功への美談は飽きたから
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なぜ、大企業が潰れるのか。簡単である。経営陣が纏まっていないからだ。GMもしかりだ。オーナーは、一体何処にいるのか。誰が経営の中心なのか。それさえ分かれば、はっきりしていれば、潰れることはないはずだ。様々な企業経営術が本になったが、そこには数々の成功への道のりが書かれているが、成功までの道のり以降、功を維持する方策は書かれていない。成功するまでしか、経営学の対象にはならない学問の怠慢も大きいだろう。
配当至上主義とは、一体何か。会社ぐるみで売り飛ばすとは、一体何なのか。金融バブルは、実体経済の四倍の金融市場を、実現したという。四倍のバブルは、何時はじけてもおかしくないものだ。成功の道程はいらない。破綻へ道のり、その真実を読ませて貰いたい。GMは何故潰れたかと。
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2009年05月26日(火曜日)更新
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第126号 大、中、小の組み合わせがが組織の要諦
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城の石垣を見よ。巨大な岩と普通の石、そして小さな塊みたいな石、この大・中・小の組み合わせがあって、城は強固な強さで時代を生きる。大ばかりでも、中ばかりでも、小ばかりでも城壁は出来ない。業界団体の組織も、このパターンが不可欠だろう。ところが、日書連は中小書店中心の政策を取った。組織首脳部に、戦後生まれた革新系感覚の書店が組合員に入ったからだ。中小vs大の図式を、組織の中に作ってしまった。敵は組織内部の大にありと。
ところがここへ来て、書店の売上は減り続ける、書店の数さえ減る。こうなると、大vs中小の対立する暇はない。皆んなで打開策を考えようとなって、昨日の敵は今日の友となろうとする。同じ職種は本来規模に関係なく、手を携えるべきでこれが組織論の神髄だ。手遅れだが、やらないよりましであろう。実効を上げるには時間は相当かかるが。
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2009年05月20日(水曜日)更新
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第125号 脅かすのではなくて、科学的な説明が先だ
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パートの女性が、マスクで出社してきた。関西から、何時インフルエンザが東上してくるか分からないから、それに備えるという。一億二〇〇〇万人の日本人、そのうち、何人がインフルエンザに罹ったかを、交番に掲示される交通事故件数のごとく、株価のごとく逐一報道する。生命に危機のある猛毒ならいざ知らず、単なる風邪の一種にこんな騒ぎ、過剰反応に見える。
ワクチンはどうなったのか。手を洗い、うがいをすれば防げるという情報もある。この程度で防げるのならば、そんなにおそれることはないはず。なんだか、インフルエンザを怖がっているのは、関連する官僚、学校運営者だけではないのか。インフルエンザに罹った、人数だけを報道して脅かす。そうではなくて抜本対策は何かを、科学的に解説して安心させて欲しいものだ。
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2009年05月12日(火曜日)更新
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第124号 潮目を読めない政治家
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潮目を読めない政治家は、墓穴を掘る。その典型的な形が、今回の民主党代表の辞任だ。政治資金規正法は、ザル法であることは分かるが、秘書が逮捕されては勝ち目がない。もし、不当逮捕なら堂々と反論すればよかったのだ。今回の秘書逮捕には、政権与党の政治的謀略の匂いがしないではないが、それを乗り越えるには、勝つためには、不当逮捕を掲げて戦うぐらいのやる気が必要だった。
代表のこれまでの政界での生き方は、どこか胡散臭さが付きまとっている。少数派閥を率いた三木武夫は、終始一貫して自分の立場を貫いた。それが最後には、首相の座を射止めた。代表のこれまでの足跡とは、大いに異なるものを感じる。尤も旧社会党から自民党まで、寄せ集め政党の脆弱さも根本にはあるのも間違いない。そうかといって、麻生が決して良い政治をやっているのではないことも確かだ。早く選挙がやりたい。
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2009年05月07日(木曜日)更新
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第123号 本当に、マスクで防げるんでしょうね
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今、はやりかけている新しいインフルエンザが、どれほど強力かは分からないが、世界で、地球上で三〇〇〇人足らずの発症で大騒ぎするのは、マンガティックに見えるのは、かつてのペスト、黒死病の力を具体的に知らないからだろうか。おもしろいのは、どうして、対抗ワクチンをもっとたくさん作れ、との意見が出ないかである。マスクで防げる程度の毒害なら、ワクチンも作りやすいのでは。
とにかく、マスクで防げるインフルエンザ、そんなに、おそれることはないのではないかと確信する。また、今回の病原が何であり、その対抗力は何が必要なのかを、もっと科学的に明らかにして欲しい。駅前交番に管内の交通事故数を掲げる看板みたいな、地球上の発症数を書き込むのは変ではありませんか。
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