活字世界のこぼれ話し

 
2024年03月
01 02
03 04 05 06 07 08 09
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
 
 
過分数 (頭でっかちの意味)
紀元2600年・1940年商人のまち大阪生まれ。
マスコミ出身者が多い某大学を卒業。
以来、活字の世界から離れることなく日本中どこでも飛び回るメモ魔。

ご意見・ご要望をお寄せください

 
ユーモアクラブトップに戻る
<<前へ 1234567891011121314151617181920212223242526272829303132333435363738394041424344454647484950515253545556575859606162636465666768697071727374757677787980818283 次へ>>

2009年04月28日(火曜日)更新

第122号  裸になって何が悪い!

 泥酔は、そのものにはなんの罪はないと言える。一人の酒好きが飲み過ぎているだけだから。しかし、泥酔が社会性を帯びた場合は、社会の規範が、泥酔の悪影響を攻めてくる。その辺を覚悟の上で、酩酊すべきだ。
 それにしても、美味い酒だったのだろう。飲んだ本人が、素っ裸になってしまうという、恍惚感を味わったのだから。その反動として社会の規範によって攻められるぐらい、なんでもない。およそ個人の飲酒方法の問題だから。
 高級官僚、政治家が酩酊して、国家の威信を破損させる。こちらの方こそ、もっと糾弾されるべきではなかったか。昔、駅でよく見かけた泥酔者を見かけなくなったが、どこへ行ってしまったのだ。気に掛かってしょうがないのだが。
 

2009年04月23日(木曜日)更新

第121号  ニュース作りの現場を総点検したまえ

 「週刊新潮」の誤報には驚く。向こう傷をおそれるな、と言う言い方もある。及び腰では良い記事が取れない。どこかの段階で、ニュースを作るために、見切り発車も仕方がないという考えもあるだろう。しかし、この見切り発車が、恐ろしい結果を生み出すのだ。いろいろな捏造記事は、こうした状況が背景にある。悲しいかな、ニュースは商品として扱われるものであり、商品作りには製造者責任がつきまとう。欠陥商品は何らかの形で、弁償しなければならない。この場合は、読者に対してだ。
 ニュース作りの現場で、かなりの功名心を目指した、競争状況生まれているのが常だ。この功名心争いが、欠陥商品を作る。かつて新聞紙上で起きたサンゴ事件、架空対談などがそれを証明している。さらに、ニュースを作るには、職人的なものつくり精神が横溢していなくてはならない。職人に育て上げる前に、現場に出してしまっていては、本物のニュース作りが出来ない。ニュース作りの現場が、劣化しているいう指摘があるが、ニュース作りの現場を、関係者よもう一度総点検したまえ。
 

2009年04月14日(火曜日)更新

第120号  アメリカ国内での日の丸に
            違和感がなくなった片山のパフォーマンス

 昔、今はなくなったサントリーオープンを観戦した。スタートホールの片山晋呉は、ティーグランドでしきりにストレッチを繰り返している。「あそこまで来て、まだあんなことをやっている。見苦しい」と傍らの妻に言った。今回のマスターズで、解説の中島常幸が片山の体力づくりの激しさを誉めていた。ゲイリー・プレイヤーが来日時、体力作りのために、ホテルの外階段を使って、それをやっていたことを思い出した。そんなこんなで、今回のマスターズでは片山を素直に応援した。石川遼にマスコミは集まる。それを横目に淡々と戦っている片山、石川遼の裏番組扱い。マスコミのいい加減さに腹も立った。
 最終日、片山は日の丸をつけたが、戦前派人間としては、アメリカ国内で見る日の丸には、どうしょうもない違和感を感じる。それはそれとして、アメリカを戦場にしながら、堂々と日の丸を掲げる片山に、新しい日本人を感じると同時に、戦後の時間の経過を確実に感じさせられた。
 

2009年04月07日(火曜日)更新

第119号 皆さん、戦争ではありませんよ。

 宣戦布告でもあったかのようだ。何時、何処からかミサイルが、撃ち込まれるか分からない状況が続いた。報道に寄ればである。なんとエキセントリックなことだろう。それだけならまだ良いのだが、それに誤報が、加わりなんとも奇妙な時間が過ぎたものである。ある隣国が、単に人工衛星を打ち上げると言っているだけ、それを空襲警報発令の如くに騒ぐのは、敵愾心を煽りすぎないか。
 それにしても、人工衛星を打ち上げたのは、日本にとっては二番目に近い国である。こんな至近に存在する外国と、どうして対話が出来ないのか、不思議であるし、さらに言えば、両国国民にとっても不幸である。中国とも不幸な時代はあったが、とりあえず正常化にこぎつけた。あの不幸な時代さえも乗り越えた、叡知は日本にもあるはず。もう一つの隣国と、とにかく対話を始めようではないか。どちらが先にやるかは分からないが、宣戦布告の前までに。
 

2009年03月31日(火曜日)更新

第118号 出稼ぎ根性に期待は不要

 長期の休養、言うならば病み上がりで優勝、さすがタイガー・ウッズだ。これこそ実力者の存在感、その見事な証明である。昔、テレビで見た、サンケイクラシックだったと思うが、全盛時代の尾崎将司が、カップの見ない打ち上げをのライを放り込んで、バーディーを取ったシーンを覚えている。油の乗り切ったアスリートは、困難なシチュエーションでも、簡単にやってのけてしまう。これこそ実力者だ。
 朝青龍が後半プッツンしてしまい、白鵬に全勝で優勝されてしまった。朝青龍には出稼ぎ感覚が旺盛で、優勝戦線から脱落すると手を抜いてしまう癖、いや、病気を持っている。賞金稼ぎには勝つか、勝たないかが判断の境目、優勝がなくなれば、後はなんでも良いという感覚、これも当然、別に驚くことではない。出稼ぎとは、そういうものと見ておいたほうが気分は楽である。
 
ユーモアクラブトップに戻る
 


ページTOPへ