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2009年04月28日(火曜日)更新
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第122号 裸になって何が悪い!
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泥酔は、そのものにはなんの罪はないと言える。一人の酒好きが飲み過ぎているだけだから。しかし、泥酔が社会性を帯びた場合は、社会の規範が、泥酔の悪影響を攻めてくる。その辺を覚悟の上で、酩酊すべきだ。
それにしても、美味い酒だったのだろう。飲んだ本人が、素っ裸になってしまうという、恍惚感を味わったのだから。その反動として社会の規範によって攻められるぐらい、なんでもない。およそ個人の飲酒方法の問題だから。
高級官僚、政治家が酩酊して、国家の威信を破損させる。こちらの方こそ、もっと糾弾されるべきではなかったか。昔、駅でよく見かけた泥酔者を見かけなくなったが、どこへ行ってしまったのだ。気に掛かってしょうがないのだが。
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2009年04月23日(木曜日)更新
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第121号 ニュース作りの現場を総点検したまえ
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「週刊新潮」の誤報には驚く。向こう傷をおそれるな、と言う言い方もある。及び腰では良い記事が取れない。どこかの段階で、ニュースを作るために、見切り発車も仕方がないという考えもあるだろう。しかし、この見切り発車が、恐ろしい結果を生み出すのだ。いろいろな捏造記事は、こうした状況が背景にある。悲しいかな、ニュースは商品として扱われるものであり、商品作りには製造者責任がつきまとう。欠陥商品は何らかの形で、弁償しなければならない。この場合は、読者に対してだ。
ニュース作りの現場で、かなりの功名心を目指した、競争状況生まれているのが常だ。この功名心争いが、欠陥商品を作る。かつて新聞紙上で起きたサンゴ事件、架空対談などがそれを証明している。さらに、ニュースを作るには、職人的なものつくり精神が横溢していなくてはならない。職人に育て上げる前に、現場に出してしまっていては、本物のニュース作りが出来ない。ニュース作りの現場が、劣化しているいう指摘があるが、ニュース作りの現場を、関係者よもう一度総点検したまえ。
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2009年04月14日(火曜日)更新
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第120号 アメリカ国内での日の丸に
違和感がなくなった片山のパフォーマンス
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昔、今はなくなったサントリーオープンを観戦した。スタートホールの片山晋呉は、ティーグランドでしきりにストレッチを繰り返している。「あそこまで来て、まだあんなことをやっている。見苦しい」と傍らの妻に言った。今回のマスターズで、解説の中島常幸が片山の体力づくりの激しさを誉めていた。ゲイリー・プレイヤーが来日時、体力作りのために、ホテルの外階段を使って、それをやっていたことを思い出した。そんなこんなで、今回のマスターズでは片山を素直に応援した。石川遼にマスコミは集まる。それを横目に淡々と戦っている片山、石川遼の裏番組扱い。マスコミのいい加減さに腹も立った。
最終日、片山は日の丸をつけたが、戦前派人間としては、アメリカ国内で見る日の丸には、どうしょうもない違和感を感じる。それはそれとして、アメリカを戦場にしながら、堂々と日の丸を掲げる片山に、新しい日本人を感じると同時に、戦後の時間の経過を確実に感じさせられた。
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2009年04月07日(火曜日)更新
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第119号 皆さん、戦争ではありませんよ。
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宣戦布告でもあったかのようだ。何時、何処からかミサイルが、撃ち込まれるか分からない状況が続いた。報道に寄ればである。なんとエキセントリックなことだろう。それだけならまだ良いのだが、それに誤報が、加わりなんとも奇妙な時間が過ぎたものである。ある隣国が、単に人工衛星を打ち上げると言っているだけ、それを空襲警報発令の如くに騒ぐのは、敵愾心を煽りすぎないか。
それにしても、人工衛星を打ち上げたのは、日本にとっては二番目に近い国である。こんな至近に存在する外国と、どうして対話が出来ないのか、不思議であるし、さらに言えば、両国国民にとっても不幸である。中国とも不幸な時代はあったが、とりあえず正常化にこぎつけた。あの不幸な時代さえも乗り越えた、叡知は日本にもあるはず。もう一つの隣国と、とにかく対話を始めようではないか。どちらが先にやるかは分からないが、宣戦布告の前までに。
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2009年03月31日(火曜日)更新
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第118号 出稼ぎ根性に期待は不要
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長期の休養、言うならば病み上がりで優勝、さすがタイガー・ウッズだ。これこそ実力者の存在感、その見事な証明である。昔、テレビで見た、サンケイクラシックだったと思うが、全盛時代の尾崎将司が、カップの見ない打ち上げをのライを放り込んで、バーディーを取ったシーンを覚えている。油の乗り切ったアスリートは、困難なシチュエーションでも、簡単にやってのけてしまう。これこそ実力者だ。
朝青龍が後半プッツンしてしまい、白鵬に全勝で優勝されてしまった。朝青龍には出稼ぎ感覚が旺盛で、優勝戦線から脱落すると手を抜いてしまう癖、いや、病気を持っている。賞金稼ぎには勝つか、勝たないかが判断の境目、優勝がなくなれば、後はなんでも良いという感覚、これも当然、別に驚くことではない。出稼ぎとは、そういうものと見ておいたほうが気分は楽である。
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