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安田健介
弁護士・S13生まれ 京都在住
同人誌「奔馬」編集長

このたび、ユーモアクラブ支配人の児玉さんと再会し「私を笑わせた話たち」を連載することになりました。人間のつながりは、不思議なものですねえ。私は関西人間、児玉さんは北海道人間、昭和39年に双葉社という出版社に私、入社しまして3年で退社しましたが、その間のつながりです。
でも空白が長く40年以上の時をへだてた再会です。これぞ、まさに情報化時代の付合いのあり方でしょうか。
私は、「笑い」については、相当の関心をもってきましたので、それを発表できることは嬉しいかぎりです。
どうか、宜しくお付合いください。

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弁護士 安田健介が日々考えていること

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2011年08月26日(金曜日)更新

第262話 サザエさん笑話62

 波平は、酒好きのほか碁好きでもある。19巻には碁を話題にしたものが三つある。

 一つは、波平が近所の碁友だちの家に碁を打ちにでかけたら、友だち入浴中といことで待っていた。
 友だちは風呂に入りながら碁の研究に余念がない。

 あと二つは、波平が友だちの家に碁打ちにでかけるのに、上手に策略した話。そのひとつだけ紹介(106ページ)。

 節分。
 ワカメちゃんとカツオ君が豆を投げるのに、波平は鬼役となって、とうとう家の外に追い出された。
 碁友だちは「やあ、よくできましたねえ」と大喜び。
 

2011年08月23日(火曜日)更新

第261話 サザエさん笑話61

(平成23年8月21日・日曜日)夕食のとき、テレビでは「サザエさん」をやっていた。夏の話題として「おばけ屋敷」話をしていた。
 その元原漫画は私がいま読んでいるサザエさん第19巻51ページにある。

 19巻は昭和32年の作品です。インド・ネパール首相の来日話があるから(グーグルで調べた)。

 波平は会社の重役から平社員に降格されたという。その方が長谷川町子は漫画を描きやすかったのだろう。
 そこで、理由づけとして波平を「呑んべえ」「アル中」にしたのだ。

 74ページ。
 波平、家にかえると酒がカンしてあるのを喜ぶ。ところがサザエさんの友だちたちとの忘年会だった。

 この年、南極探検隊の宗谷丸が氷から脱出に成功した。波平、マスオも「奇跡」「良かった」と舟に暗にナニか欲しがる。
 舟、察して「ダメですよ」。それでも波平、台所をのぞく。舟、一升びんを抱えて「いけません」。

 129ページ。
 ワカメちゃんのためのひな祭り。波平、ワカメちゃんから、なにやら飲み物をいただき「久しぶりに童心にかえつた」と舟に報告。
 舟、晩酌のための徳利2本を用意していたが「じゃ、今夜バンシャクはいやめになるのね」とUターン。
 波平「それは別だ、別だ」と抗議。
 

2011年08月19日(金曜日)更新

第260話

 昭和30年ごろ、総理大臣は岸信介さんでしたな(弟が後に総理になった佐藤さん)。

 第18巻88ページ。
 サザエさんの家に親戚夫妻が滞在していて、帰りの日を相談している。

 このご主人が岸さんのそっくりさん。

 16日に岸そっくりさん夫妻が滞在先を立つ予定だったが、岸総理も羽田から大阪に立つことが新聞で分かった。

 そこで、岸そっくりさん夫妻は16日出発を延期した。
 

2011年08月16日(火曜日)更新

第259話 サザエさん笑話59

 サザエさん第18巻、全145話も私を大いに笑わせ続けた。この巻から2話を紹介します。

 51ページ。
 この年「愛ちゃんは太郎の嫁になる」という歌謡曲が流行った。「この年」をグーグルで調べると昭和31年だった。私の高校三年の年。

 ワカメちゃんが「愛ちゃんが・・・」と歌っている。舟が「そんな歌うたっちゃいけません」と禁ず。

 ワカメちゃんとタラオちゃんが「どうしていけないの」「きっと名前がいけないのよ。お父さんとお母さんの名前にすればよい」

 そこで、ワカメちゃんは大声で「舟ちゃんは波平のよめになる〜」と歌いまくっている。
 

2011年08月12日(金曜日)更新

第258話 サザエさん笑話58

 サザエさん第17巻もサザエさん、カツオ、ワカメが主役・準主役級、波平、舟、マスオさん、ノリスケさんがワキ役級で、全145話笑わせつづけてくれる。

 こないだ一例を語った「作者長谷川町子が顔を見せている」のあ、この巻で二つあった。

 一つ、15ページ。
 日曜日。マスオさん、カツオ、ワカメうれしがっている。もう一人、うれしがっている人あり。「今日は休刊日でマンガが休める」作者だ。

 二つ、125ページ。
 節分。「鬼は外」と豆をぶつけられるが、子供出版社では、「ももたろう」「おにがしま」「おおえ山」「いっすんぼうし」などで儲けさせてもらっているので、この日、鬼に感謝の接待をする。「なんていうのはどう」と、サザエさんこと長谷川町子がマスオさんに提案している。
 
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