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安田健介
弁護士・S13生まれ 京都在住
同人誌「奔馬」編集長

このたび、ユーモアクラブ支配人の児玉さんと再会し「私を笑わせた話たち」を連載することになりました。人間のつながりは、不思議なものですねえ。私は関西人間、児玉さんは北海道人間、昭和39年に双葉社という出版社に私、入社しまして3年で退社しましたが、その間のつながりです。
でも空白が長く40年以上の時をへだてた再会です。これぞ、まさに情報化時代の付合いのあり方でしょうか。
私は、「笑い」については、相当の関心をもってきましたので、それを発表できることは嬉しいかぎりです。
どうか、宜しくお付合いください。

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弁護士 安田健介が日々考えていること

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2011年07月05日(火曜日)更新

第247話 サザエさん笑話47

 サザエさん8巻は昭和20年代後半か、それとも30年代にも入っているか。

 テレビはまだ出てこない。やはりラジオ時代で、ラジオにまつわるのが二つあった。
 
 電気洗濯器が売り出されたところを見ると、昭和30年代はじめか。

 今じゃ見たことない、円形の電気洗濯器が描かれている。舟、サザエさんが、「せんたくき ほしいわねえ」「べんりねえ〜」と、波平の前であおっている。

 こんどはマスオさんの前でも、二人が「時間の経済ねエ」「手間がはぶけるわ〜」とけしかけている。

 波平とマスオさんが、「聞かされるのが、たまらん」と、ぐちりながら、洗濯板で洗いものをしている。

 私も昭和32年、予備校時代、京都の親戚に下宿していたが、洗濯板で洗濯した。
 

2011年07月01日(金曜日)更新

第246話 サザエさん笑話46

 サザエさん7巻は昭和20年代半ば、私の小中学時代のニュース漫画です。講話条約のニュースあり。昭和27年、私の中学2年のときのニュース。吉田茂総理大臣が全権代表だった。

 7巻で、突然思い出した冬の光景あり。ダルマストーブの光景です。石油ストーブです。

 マスオさんの勤め先の会社もダルマストーブだった。昼時、「なんだか、におうねえ」「たくあんだよ」「タクアンのにおいだ」と社員たちが騒いでいる。マスオさんが弁当をストーブの上で温めていて、その匂いだったのだ。

 私の小中学校時代もダルマストーブだった。やはり、昼時、ストーブの上で温めた弁当から、タクアンの匂いがしたものだ。
 

2011年06月28日(火曜日)更新

第245話 サザエさん笑話45

 戦後、扇風機の恩恵を私が受けたのは、昭和41年28歳のとき、嫁入り道具として私のアパートに侵入したことによる。

 扇風機のみならず、テレビ、洗濯機、掃除機が日本の家庭に入ってきたのも、昭和30年代後半だったろう。

 サザエさん6巻は、まだ昭和20年らしく、扇風機ならぬウチワ時代だ。

 ワカメがカツオに「あおいであげよう」とウチワであおぐ。

「じゃあボク、おねえさんを、あおいであげよう」とカツオがサザエさんをウチワであおぐ。

 すると、「じゃあ、あたしはお母さんをあおいであげよう」とサザエさんが舟をウチワであおぐ。

 すると、舟は、「こんやはおスシですよ」とお寿司をあおぐ。
 

2011年06月24日(金曜日)更新

第244話 サザエさん笑話44

 私の小学生時代のことを重ねながら、まさに昭和20年代の光景だなあ、と懐かしい5巻110ページ〜111ページを紹介しましょう。

 波平と舟が結婚披露宴に呼ばれて、婚礼服で出かける。舟が「おそくなるから先に寝てね」といって、出かける。

 サザエさんがカツオとわかめに「もうおそいわよ、さきに寝なさい」というと二人は「ウウン、ちっともねむくない」

 サザエさんがマスオさんに「あなた、もうおそいわよ」というと、マスオさん「なに 今日ねむくないよ」

 父母が婚礼から帰ってきて、みな、ご馳走のお裾分けにあずかっている。
 

2011年06月21日(火曜日)更新

第243話 サザエさん笑話43

 5巻は、昭和20年代(戦後10年)の作品と思う。45巻まであり、戦後25年間くらいの世相を背景に描いています。

 波平が胃潰瘍に苦しんだ話が二つ出ています。これ、清水さんの「サザエさんの正体」によれば、波平を会社の『局長』から『平社員』に降格させるためのステップということらしいのですが。

 
 5巻37ページ。マスオさんが波平に、「イカイヨウ」の方は如何ですか、と聞いている。波平いわく、「タバコはとめられているから 母さんにみつかるとたいへんだ」

 3コマ目。波平「またきた、はやくはやく」と、舟が来たので、タバコをマスオに渡したつもりが、受けとったのはカツオで、カツオが吸っている。
 
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