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安田健介
弁護士・S13生まれ 京都在住
同人誌「奔馬」編集長

このたび、ユーモアクラブ支配人の児玉さんと再会し「私を笑わせた話たち」を連載することになりました。人間のつながりは、不思議なものですねえ。私は関西人間、児玉さんは北海道人間、昭和39年に双葉社という出版社に私、入社しまして3年で退社しましたが、その間のつながりです。
でも空白が長く40年以上の時をへだてた再会です。これぞ、まさに情報化時代の付合いのあり方でしょうか。
私は、「笑い」については、相当の関心をもってきましたので、それを発表できることは嬉しいかぎりです。
どうか、宜しくお付合いください。

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弁護士 安田健介が日々考えていること

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2009年12月29日(火曜日)更新

第92話 私はムシ歯が一本もない

 塩爺さんこと塩川正十郎さん(元財務大臣、平成21年でたしか80代後半)は元気でムシ歯がないことが自慢だそうだ。
 私はもうすぐ72歳にすぎない若者だが、私とてムシ歯は一本もない。このことを、いつだったか年賀状に書いたことがあります。若い頃の年賀状はありきたりの書き方だったが、10何年前から「笑い盗り年賀状」に変えたのです。ムシ歯が一本もないことを自慢した後、オチは「今年の課題は、総入れ歯の下側をなじませること」と、やるのです。
 これもパクリです。よく使われる一口噺です。
 

2009年12月25日(金曜日)更新

第91話 私の臨終場面

 私を登場人物(一部例外あり)として、自分を笑った話たちは100話で終らせるつもりです。
 これは、今年(平成21年)年末に発送する年賀ハガキです。

「初夢」
私、生誕72年が元旦に見た初夢(ウソツケ)。
何十年か先の光景。
私の枕元に、おくりびと数人が集まり、今や遅しと私を見守る。
「その時がきた」と断定され、安心して、泣く人あり。
その時、私は「喝、まだはやい」と宣言。
見送り人たち「こりゃあかんわ」と退散。
                 幕

 というものです。これ、実はパクリなのです。ある歌舞伎役者の臨終場面として有名なものです。
 

2009年12月22日(火曜日)更新

第90話 弁護士挑戦への転職物語(12)

 私を登場人物とする「私を笑わせた話たち」は100話を想定していて、後10話となった。この「話したち」は私の自分史、自伝の一部といえる。この書き方は気に入っている。すなわち小説や論文やエッセーにおいて「段落」という文の区切りがある。これを第何話として独立させる形式である。これ、なかなか現代的戦略ではないかと思うのだ。受信者と発信者の意識が通じる(時間的、内容的)容ではないか、と。この辺のことは、いまや様ざまな人が検討している。
 私も「段落」と「第何話」として、独立させる方式を見つけだしたのだ。
 

2009年12月18日(金曜日)更新

第89話 弁護士への挑戦物語(11)

 こないだ(平成21年9月24日)京都新聞夕刊に、私の写真も載り「奔馬」の紹介記事があった。「京都の弁護士、同人誌21年」のタイトルである。知り合いの弁護士が「見ました」というレベルである。そんなもんです。これを出版化するのは、私が起業するか、ブックマン社がその気になってくれるかしかない。
 俵万智さんの「サラダ記念日」もあちこち出版社をたらい回しして、河出書房新社で出したところベストセラーになったとか。ブックマン社よ。思いきって「私を笑わせた話たち」を出版しませんか。いまや89話まで発表していますが1000話まで続きますよ。
 これベストセラーになると思うのは私の思い違いか。
 

2009年12月15日(火曜日)更新

第88話 弁護士への転職物語(10)

 私は京都弁護士会の弁護士を誘いこんで文藝同人雑誌「奔馬」を立ち上げ、33号まで編集長をして、執筆も私が圧倒的な量だった。私の作品を出版するとすれば5冊を上回るだろう。しかし、どこからもオファーはない。「週刊読書人」において、白川正芳さんがいつも採りあげてくださったのには感謝しています。 また、「文学界」の「同人雑誌評」(いまは廃止)においても「奔馬」創刊号は話題になった。「本」になったものは数冊あり。四国のナントカという村の「同人雑誌賞」に本を贈ったところ全国同人誌約200冊中、18冊に選ばれたが、決勝には至らなかったこともある。この「同人雑誌」の勢いもどうなっていくのか。
「奔馬」33号までは全冊、東京目黒の「日本近代文学館」に納めています。私の作品を出版しようかどうか考えている出版社の担当者は、そこに行ってみてください。
 
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