トイレマーク見てある記

タウンウオッチングだと言い訳しても
エロ爺だろう!の視線を浴びて

 
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大熊昭三(おおくま しょうぞう)
1928年、埼玉県生まれ。名古屋陸軍幼年学校を経て、1951年東京教育大学文学部卒業。愛知県半田高校、北海道帯広三條高校、川崎橘高校、川崎高津高校教諭を歴任して現職を終わる。
その後、専門学校の講師を勤める。その間、多くの山に登り、アフリカに遠征してキリマンジャロやルエンゾリに登頂。
教育評論家としてTV出演、週刊誌などでも活躍する。
主な著書
「こんな教師を告発する」「組合教師亡国論」(エール出版)「学校は汚染されている」(潮文社)「恐るべき親たち」(コンパニオン出版)、共著「日教組を斬る」「日本をダメにした学者・文化人」等、著書多数。

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2016年10月28日(金曜日)更新

第505号 少し休ませてください 江ノ電の「花」は見事

 夏は、この湘南の海で若い声が波にたわむれ、夕方には富士の彼方に夕陽が沈む。義経の悲劇の寺、大仏さま。そして八幡宮、静御前の哀しみの舞。最近は外国人観光客も多く、四季を通して人波が絶えない。JR藤沢駅の駅舎に近い方に、江ノ電のホームがある。そのホームにトイレがあるが、入口にいつものマークが見当たらない。代わりに、筒型の大きな花びんに、赤を中心にした花が見事に活けられて人々の眼をひきつける。そう、よく見ると、女性用の入口の花は赤や華やかな色どりが中心で明るく女性的。男性用の方は紺や白が中心で、いかにも「男」という感じ。心得のある、心のやさしい女性(男性)が活けてくれたのだろう。第208号をご覧頂きたい。トイレは汚いものではない。皆が使う、明るくて素敵な場所だ。この会社全員の理解、協力のし方が分かり、もう一度、改めて江ノ電の経営方針に敬意を表する。
長い間、雑文にお付き合い頂き、ありがとうございました。
 

2016年10月21日(金曜日)更新

第504号 少し休ませてください さがみ大野のW とM

 小学校の頃の成績。図画(と昔は言っていた)はいつも(乙)であった。だから、当節のトイレマークを見ても、そのよし、あしは分からない。ただ、新しい、あるいは変わったマークを見つけると、その実現にアイデアをしぼり、努力を重ねた人のことを、心の中で讃えたくなる。第287号さがみ大野駅のマークは、それを考えたぬき、具体化した方の努力をまず讃えなければなるまい。「M」「W」を太くして、○をその上にのせて頭の部分にする。「M」が見事に、腕を少しひらいた男性の姿になる。他では見られない、すぐれたアイデアであった。
 さて、何より私が一級の賛辞を贈りたいと思っているのは「江ノ電」である。JR藤沢駅から江ノ島を出て、海沿いを鎌倉までオール単線、約十キロの小さな鉄道である。しかし、乗ってみれば分かるが沿線は魅力がいっぱい。何しろ頼朝のころ日本の中心であったところだ。
 

2016年10月14日(金曜日)更新

第503号 少し休ませてください

 専門学校の講師時代のこと。親睦を兼ねて、温泉を楽しむということで伊豆へ出かけた。ちょっとした広場になっている隅に、バスの発着所があり、公衆トイレも完備していた。しかしそのマークが壁いっぱいに書かれた、武士の絵である。何か変わったものを、ありふれた男や女の立ち姿でないものを、という意欲は認める。何かを考える努力は立派だが、女性用のお姫様姿と併せると少々みすぼらしいのが気になった。この武士の姿は、東京・原宿の明治神宮でも見られた。原宿駅から入る参道。歩いて行く道筋の左手。林の中に仮設風のトイレがあり、その手前にやはりこの武士姿、お姫様姿のマークがあったのである(第136号で紹介したが、今は、建て替えられているかもしれない)。世間並みのありふれたマークは使いたくない、と思うなら、せめて第59号の飯山公園で見た、子供のハイキング姿か、あるいは第70号の会津若松駅の「帽子だけのマーク」の方がすっきりするだろう。
 

2016年10月07日(金曜日)更新

第502号 少し休ませてください

 パッと見て、その文字が何を意味しているのか、分からなければその子供は引き下がらざるをえない。しかし、戦後は文字の代わりに、「絵」が、「見て、分かる」ものになった。どこの国で、誰が始めたものか分からないが、広く、長く使っているうちに、あのマークは男用、女用のトイレマークなのだという認識が浸透してきた。絵だから子供でもよく分かる。青でも赤でも、黒でも色は全く関係がない。人間の形にしてよかった。ズボン型の男性。中には両脚を開いた姿勢のものもあるが、ま、あまり影響はない。生物学的、「♂」とか「♀」というのでは、あるいは余計混乱したかもしれない。三角形のスカート型でも、すっきりしているものもあれば、ふわりと広がった、パラシュート型のものもある。女性の場合、色はほとんどの場合が「赤」である。規則はないんだからと、ちょっと一ひねりする人が、シルクハットや、大人の顔を描いたりしたものもあった。
 

2016年09月30日(金曜日)更新

第501号 イギリス人は色彩にこだわらない 終わりよければ

 さて、直行便で成田に帰る途中。すばらしい絵画を鑑賞し、すてきな風景に酔いしれてきたが、何か妙に空しいものを感じた。赤や黄や青など、あふれんばかりの色彩に酔ったが、イギリスの観光地などでコレクトしたトイレマークは、全く色彩が無かったのではないか。
 ごく一般的にみて、直立、そしてズボン姿で、中に若干脚をひらいているのがある。そして白ヌキか、または紺色。スカート姿で下がふくらんでおり色は赤。これがごく普通にどこでもお目にかかれる、分かりやすい男女別のトイレマークである。第48号のヒースロー空港のマークは、藍色の地に黒マルがあり、その中に男(女)の白ヌキの姿がある。ストーンヘンジは白ヌキである。ロンドン三越は黒のマーク。第132号ロンドン塔は、うすい黒の人間。第31号リージェントパークは黒板に白ヌキ。第6号の大英博物館は工事のため、あのようなマークになったのであって、一般的にこれですませているわけではない。
 
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